飼料用米使用マークの表示をスタート 食料自給率向上と持続可能な農畜産業に貢献

2022年6月6日

パルシステム連合会は6月6日(月)に配付するカタログから、飼料用米を使用する畜産商品へ「お米マーク」を表示します。国際情勢などの影響を受けやすい輸入飼料にできるだけ頼らず、国産飼料の活用を広く伝えることで、食料自給率向上と安定的で持続可能な農畜産業の実現をめざします。

豚肉やたまごなど29品目

マークは「お米」と飼料用米の配合比率に加え稲穂をあしらったイラストです。利用者への視認性を高めるためシンプルなデザインとしました。


▲飼料用米の配合比率を示したマーク

対象となる商品は、「日本のこめ豚」と同品を原料としたみそ漬けなどの加工品28品目、「産直こめたまご」の計29品目です。「日本のこめ豚」は2009年に発売し、本年4月からは仕上げ期(※1)における配合比を30%から40%へ引き上げています(※2)。「産直こめたまご」は2010年に発売し、親鶏に与える飼料に飼料用米を20%を配合しています。
※1 仕上げ期は飼育全体の約180日のうち出荷前の約75日間
※2 冷凍品は当面30%で順次切り替え予定

カタログ上のマーク掲載例

(関連情報)
日本のこめ豚(商品紹介)
「日本のこめ豚」産地のポークランドと秋田県庁を訪問(2022年4月28日)
産直こめたまご(商品紹介)

(飼料用米以外にも自給率向上に貢献する畜産品)
パルシステムの産直畜産品は、すべての産地で国産飼料を積極的に使用しています。
「コア・フード国産飼料で未来へつなぐ平飼いたまご」発売(2022年3月14日)
コア・フード牛肉セット