大人食堂へかんきつ150人分を提供 厳しさ増すなか 多くの来場

2021年5月6日

パルシステム連合会は5月3日(月)、生活困窮者支援を目的に開催された「大人食堂」へかんきつ150人分を提供しました。

提供品を袋詰めするスタッフ

当初予定を上回る人数が来場

新型コロナウイルス感染拡大の影響から仕事や住まいを失い、生活に困窮する人が増えています。なかには宿泊場所はおろか十分な食事も確保できない状況に直面する人も少なくありません。

「大人食堂」は5月3日(月)と5日(水)の両日、東京・千代田区で開催され、パルシステムは3日に配布した食料品としてかんきつ類のカラマンダリン150人分を提供しました。会場には、当初予定を大きく上回る200人が訪れ、用意された生活必需品を受け取ったほか、住まいやくらしの相談を受けていました。

寄せられた多くの提供品も不足するほどでした

パルシステムグループでは、2008年の「年越し派遣村」を契機に、生活困窮者への支援活動に取り組み、主に予備として発生する青果やパンなどを提供しています。

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