『断熱が変える私たちの住まいとくらし』オンライン学習会を開催しました
2024年12月5日
パルシステム連合会は11月25日(月)に『断熱が変える私たちの住まいとくらし』オンライン学習会を開催し90名の参加がありました。温室効果ガス増加による地球温暖化が進むなか、光熱費の使い過ぎを気にしながら温度調節をするのではなく、建物の断熱により健康で快適なくらしをおくることは脱炭素社会の実現に向けても大きな後押しになることを学びました。
はじめに断熱ジャーナリストの高橋真樹さんより、日本の建物の断熱・気密性能の現状や、窓性能の違い、健康への影響や、取材を通じた欧米と日本の違いなどについてお話をいただきました。エネルギー自給率が低い日本において、断熱対策で消費電力を減らすことは健康面のみならず脱炭素や高熱費の削減につながり、未来への投資として捉える考え方も教えていただきました。
続いて、さいたま断熱改修会議の佐竹隆一さんより、DIYでできる簡易的な断熱対策方法や断熱リフォームを依頼する際にかかる費用や補助金の情報、工務店などに相談する際の注意点など具体的にお話をいただきました。また、学校の教室の断熱改修をPTAや教員、子どもたちと取り組んだ事例も紹介いただきました。
最後に家電の使い方や暮らしの省エネ対策がわかる、環境省の省エネ診断ツール「うちエコ診断WEBサービス」や、パルシステムで取り組む冬の省エネキャンペーンを紹介し終了しました。
参加者の感想(一部抜粋)
「断熱について、年を重ねるにつれ切実な問題になってきました。今回、工事費用の目安も知ることが出来て良かったです。まず、自分で出来る窓対策を早速やります」
「マンション暮らしのため比較的断熱性能はいいと思いますが、北向きの部屋は窓から冷気が入ってくるので、窓断熱の必要性は感じており学習会に参加しました。まずはDIYにチャレンジして、ゆくゆくは窓リフォームもやりたいです」
「我が家のリビングダイニングは2階の南側、夏はエアコンがあまり効かず、だからといってガンガン温度を下げると光熱費が心配で、暑くても我慢しながら過ごしていました。お話を聞いて、この部屋だけでも断熱改修をしたいと思いました」
※2025年3月31日までの期間限定公開です。
▽関連リンク
<募集終了>【11/25オンライン学習会】断熱が変える私たちの住まいとくらし| 2024年10月18日