「手軽な省エネ&お部屋の断熱で光熱費削減につなげよう」オンライン学習会を開催しました

2023年2月14日

パルシステム連合会は1月18日(水)、東京・東新宿本部より、家庭のエネルギー消費量の把握や手軽な省エネ、断熱方法やサステナブル(持続可能)な電気の使い方をテーマとしたオンライン学習会を開催し、約150名が参加しました。

「うちエコ診断」でお家のエネルギー消費量と省エネポイントを把握しよう

パルシステム神奈川 環境推進課、そして「うちエコ診断士」※でもある海野満課長より、環境省「うちエコ診断WEBサービス」の使い方をデモンストレーション。住まいやライフスタイルの情報から算出される年間の光熱費やCO₂排出量が把握できることや、省エネのポイントとして、①エネルギーの使用割合を把握して対策を考える、②使用量の多いところから削減に取り組むと効果が出やすい、③電化製品・調理用品の使い方の工夫をしてみる、④ムリしない、続けられる事が大切であることをお話しました。

 

お家の断熱やらなきゃ損!手軽にできる断熱

合同会社クラディ代表、DIYアドバイザーの石井麻紀子さんを迎え、断熱の基礎知識やDIYによる寒さ・結露対策などを学びました。過ごしやすい環境は、温度と湿度のバランスが深く関係します。「冷えは万病のもと」というように、冬季はヒートショックや風邪などの健康リスクにつながるため、温度と湿度の調整が必要です。そこで簡単DIYの断熱方法として、隙間テープ、断熱シートの貼り方のコツなどのデモンストレーションや、様々な断熱商品の特徴や使い方の解説、DIY前後での室内の断熱効果の違いも教えていただきました。

 

省エネもサステナブルでいこう!

株式会社パルシステム電力、新電力事業部の外岡明係長より、検針票の見方のポイントやサステナブルな電気の考え方をお話ししました。冬の電力需給が最も厳しい時間帯は「17時~22時」。電力需給のピーク時間に電力がひっ迫しないように、時間帯を意識した節電を実践する考え方が「ピークカット」と「ピークシフト」です。掃除機をかけるのを17時までに終わらせたり、炊飯器の予約時間をずらす、一つの部屋に集まり動かすエアコンを減らすなど毎日の暮らしの中でできる工夫があります。「電気」は私たちの生活に必要不可欠ですが、エネルギー自給率が低い日本では燃料を他国からの輸入に頼っている状況。だからこそ、発電している電気を効率的に使うことの重要性をお話ししました。

参加者からは「うちエコ診断webサービスの使い方が知れたことが良かった。やってみようと思います」「知らなかったことが多く、とても勉強になりました。特にDIYでの対策や、電気のピークカットとピークシフトは、ぜひこれから取り入れたいと思います」など感想をいただきました。

※うちエコ診断士:環境省の「うちエコ診断ソフト」を活用し、各家庭の光熱費やCO2排出量を「見える化」し、ライフスタイルに合わせたアドバイスや提案を行うことができる、環境省認定の公的資格です。

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