女性相談会へ青果、介護事業者へ衛生用品を提供 誰もが安心してくらせる社会をめざして
2021年3月23日
パルシステム連合会はこのたび、生活困窮者支援や社会貢献活動の一環として、女性向け相談会への食品提供と、社会福祉法人へ衛生用品の寄付を実施しました。
大雨のなか駆けつける相談者も
新型コロナウイルス感染拡大の影響から仕事や住まいを失い、生活に困窮する人が増えています。なかには宿泊場所はおろか十分な食事も確保できない状況に直面する人も少なくありません。
「女性による、女性のための相談会」は3月13日(土)、14日(日)の両日、東京・新宿区で開催されました。13日(土)は雷も聞こえる大雨のなか訪れる相談者の姿がみられました。会場は、スタッフを含め男性の立ち入りを制限し、外からの視線を遮断するためテントを囲うように設置するなどして、安心して相談できる場づくりに配慮しました。
パルシステムからは、バナナやかんきつ類、プチトマトなど青果300食分を提供しました。予期していなかった食品を受け取り、声を弾ませて喜ぶ相談者もいました。
「社会福祉法人ふきのとうの会」(東京・世田谷区)へは3月8日(月)、大人用紙おむつやパッドなど合計202点を寄付しました。ふきのとうの会は、高齢者向けの配食事業を手がけるボランティア団体を母体に設立され、配食事業や介護事業を展開しています。衛生用品は、デイサービス施設などで使用されています。
パルシステムグループでは、2008年の「年越し派遣村」を契機に、生活困窮者への支援活動に取り組み、主に予備として発生する青果やパンなどを提供しています。
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