まとめ袋を戻して、資源をまわそう!「プラ・リサイクル大作戦」結果発表!

2021年10月11日

国の「プラスチック資源循環戦略」におけるリデュースの取り組みとして、昨年7月に開始された「レジ袋有料化」から1年が経過しました。パルシステムではプラスチックの排出量削減とリサイクル回収促進を目的に「プラ・リサイクル大作戦」を展開し、組合員にリサイクルへの協力を呼びかけました。(6月5回~8月1回開催)

「まとめ袋を戻す」ことを宣言

カタログ誌面やインターネット注文画面での広報と、各会員生協センターの呼びかけ行動などで「まとめ袋を戻す」ことを呼びかけ、63,691人の組合員が参加しました。また、‘‘プラスチックに頼らない生活アイデア‘‘を募集し、投稿用紙221件、Web388件、合計609件の投稿があり、素敵なアイデアと様々なご意見が集まりました。

イメージキャラクター「マトメブクロヒツジ」

投稿された “プラスチックに頼らない生活アイデア”の一部を紹介します。

リデュース(Reduce) 継続的にプラスチック削減を呼びかけ、取り組んでいると思います。カタログやチラシで取り上げてある時は、子どもとの会話にも利用させていただいています。(50代)
とても良い取り組み。購入側が、買い物の際にあまり意識せずとも、環境負荷をなるべくかけないようになっているのが素晴らしい。世の中のスーパーすべてがそうしてくれると良いのにと思う。特に、パルのパンに留め具がついてないことを知ったとき、目からウロコというくらい、衝撃を受けた。あの留め具は今ではホントに不要なものだと思うけど、スーパーの製品だと不要だと気付かないくらいパンとセットなので。(30代)

 

リフューズ(Refuse) 台所スポンジを「白いセルローススポンジ」とシュロダワシに、まな板を天然木(ヒノキ)に変え、台所道具から少しずつプラスチックを排除しています。(60代以上)
庭でヘチマを育てて、スポンジを作り、台所、洗面所で使っています。洗濯物を干す洗濯ばさみ付きのハンガーをステンレスに替えました。ゴミ箱に使うビニール袋の中に新聞のチラシを敷き、ゴミ袋は捨てずに何回も使う。(チラシが水分や汚れを吸うので、ビニール袋はあまり汚れずにすむ)。衣類は出来る限り自然素材のものを着る。(年代不明)
ラップはシリコン製、ジップロックの袋もシリコンのものにしています。ストローは使いません。歯ブラシは木製か竹製のものを使っています。液体石けんをやめ、シャンプーも含め全て固形にしています。台所用スポンジをヘチマに、ふきんはセルロースを使っています。生ごみは、入れる袋をプラスチックからホーロー容器にし、コンポストしています。(年代不明)
ラップをなるべく使わないようにしています。ごはんを冷凍する時、温め直し、おにぎりを包む時などは小さめに切った晒しを使っています。用途によって乾いたままだったり、湿らせたり工夫すればラップより使い勝手がいいです。
物を購入する時価格ではなく耐久性や本当に必要なのかどうかよく考える。プラスチック製品をなるべく選ばず紙や木が原料のものがあればそちらを選ぶようにしています。限りある資源を大切に守って行きたいねと、子ども達にも話すようにしています。(年代不明)

 

リユース(Reuse)) 頼らないというより大切に使うと言った方がいいかもしれません。一枚の袋も色々、大切に使っています。(60代以上)
最近SDGsが話題ですが、環境に優しい活動を実践されていて、私もこれからもリユースできるものは返却して、リサイクル、リユースに協力していきたいです。(20代以下)

 

リサイクル(Recycle) とても良い取り組みだと思います。SDGsもすごく話題になってきているし、これからも地球に住み続けるためにはとても重要なことだと思います。それに、パルシステムのプラを回収していただけると、家のプラごみも減って助かっています。プラはすごくかさばるので。(30代)
エコになるし、自分の家のゴミも減るし一石二鳥だと思います。今までまとめ袋は回収していないと思っていました。(20代以下)
やりたいけど、どうしたらいいか悩んでいる人も居ると思うので良いきっかけになりとても良いと思います。少し始めている人も、更に考えるきっかけになりますよね。他の人のアイデアを知れるのは嬉しい。そうした取り組みをしているパルシステムに入っていて良かった。ずっと利用を続けていられるのも思いとどまれるのは環境への配慮があるからです。(年代不明)

「プラ・リサイクル大作戦」では、グループ役職員も一体となり「カタログ・商品まとめ袋」を中心にプラスチック資源の回収向上に取り組みました。SNSでの会員生協センターの取り組み紹介、杉戸リサイクルセンターオンライン見学会の開催など、グループ内で取り組みの輪が広がりました。

パルシステム福島のInstagram

パルシステム東京では8/11(水)に「パルシステムに出すリサイクル品はどうなるの?」杉戸リサイクルセンターオンライン見学会を開催しました。

杉戸リサイクルセンターオンライン見学会の様子

パルシステムはこれからも組合員とともに、プラスチックの排出量削減とプラスチック資源の回収向上に取り組んでいきます。プラ・リサイクル大作戦の結果はこちらからプラスチック削減の取り組み