パルシステム生消協が「産直の日」を開催 新米とこだわり食材で交流ランチ

2018年12月5日

パルシステム生産者・消費者協議会は11月20日(火)、東京・新宿区の東新宿本部にて「産直の日」を開催しました。産直米、野菜、牛肉を生産する産地から生産者を招き、新米ごはんを食べながら、生産状況について語り合いました。

産地の生産者と産直トーク

パルシステムの産直生産者と生協、組合員でつくるパルシステム生産者・消費者協議会(生消協)は、11月20日(火)、東京・新宿区のパルシステム連合会東新宿本部で「産直の日」を開催しました。生消協の米部会、野菜部会、畜産部会からこだわりの食材が提供され、二部制で総勢60名のパルシステム職員が参加しました。新米ごはんを食べながら、産直の理解を深めました。

生産者とトークしながらランチ

産直産地からは8名の生産者が来訪し、2銘柄※の新米ごはんと産直野菜で作った糖しぼり大根、すすき産直牛(すすき牧場・福岡)、国産具材のおいしい味噌汁(いずれもPB商品)と産直野菜のサラダ(村悟空・千葉、野菜くらぶ・群馬)、柿(大紀コープファーム・奈良)を囲んで交流しました。

※コア・フード秋田あきたこまち、コア・フード・新潟こしひかり

参加したJAささかみの江口聡さんは「例年であれば、今年は大豊作にあたるはずでしたが、酷暑と少雨に見舞われ、収量や一等米比率は若干減少傾向にあります。とはいえ、食味のよい米が収穫できていますので、おいしく食べていただきたいです」と話していました。

村悟空の嶋田清治さんは夫婦で参加し「土質を見極め、適した野菜を生育しています。今日はこだわりの人参を提供しました。今年は台風による塩害に悩まされましたが、大きさや収量に差はなく収穫できています。これからも一生懸命作り続けていきます」と笑顔であいさつしました。野菜くらぶの濱田陽さんは「通年でレタスを提供するために、静岡の生産者と提携を結び、今日はそれを持ってきました。例外なく台風被害にあい出荷が遅れましたが、11月のおいしいレタスをぜひ味わってください」とおすすめしました。

コア・フード秋田あきたこまちを生産する花咲農園の戸澤藤彦さんは「国産の生産物が減少しています。それぞれの食材が、どこで誰によって作られたものか思いを馳せながら、長く食べ続けられるよう、これからもともに産直を続けていきましょう」と話し、会場からは拍手がわきました。

パルシステムならではの「こだわりワンプレート」

いのちあふれる田んぼを未来へ

提供された新米ごはんは、パルシステム独自基準の「コア・フード」で栽培された米です。コア・フードは、有機JAS認証を取得または有機に準じた栽培方法で生産されました。厳しい品質基準はもちろんのこと、環境保全や資源循環にも励んでいます。

協力産地

JAささかみ(新潟)
有限会社 花咲農園(秋田)
農事組合法人 村悟空(千葉)
株式会社 すすき牧場(福岡)
株式会社 野菜くらぶ(群馬ほか)
有限会社 大紀コープファーム(奈良)

パルシステムの産直