熊本地震支援14団体 活動の最終報告会を開催

2018年8月2日

「パルシステム熊本地震支援ファンド」の助成団体活動最終報告会を7月16日(月)、熊本と新宿本部をWEB中継で結んで開催しました。熊本では31名、新宿本部は46名が参加しました。

パルシステムは2017年4月に、組合員から寄せられた「熊本地震緊急支援募金」総額約2億4千万円のうち2千万円を「パルシステム熊本地震支援ファンド」として、現地の14の支援活動団体に贈呈しました。

このファンドは、地元の団体が復興支援に取り組むことを助成するもので、募集や選定も地元に精通する団体の協力で実施しました。熱意や意欲ある団体の活動を支援し、より効果の高い助成事業をめざすものです。2017年9月に中間報告会を行い、今回はその最終報告会を開催しました。

組合員の思いや願いに添うかたちで支援

開会にあたり、2017年の贈呈式に参加したパルシステム連合会吉中由紀副理事長(パルシステム神奈川ゆめコープ理事長)は、「被災された現地の方に、組合員が直接支援するのはむずかしいため、今回のような支援のしかたを考えました。組合員の思いや願いに添うよいかたちだったのではと思います。震災支援団体の少ない地域と聞いているので、14団体のみなさんはいろいろとご苦労されたのではないか。それもぜひ共有し、組合員にも報告していきたいと思います」とあいさつし、活動をねぎらいました。

新宿本部では、組合員理事、役職員がまず14団体の活動をまとめた動画を視聴。当日は熊本でも別途報告会が行われており、その模様も一部WEB中継されました。視聴後は熊本と東京を通じて質疑も行われました。

今回14団体の選定や活動支援にも関わっていただいた、公益財団法人共生地域創造財団・パルシステム熊本地震支援ファンド事務局からは、「この一年間どこも大変熱心に活動してきたが、いろいろな壁にぶつかりながら試行錯誤の連続で、計画がスムーズに進むことが少ない団体もあった。それでも放棄せず今日の報告会を迎えました。『組合員のみなさんへの感謝』『震災支援への熱意』『今後の活動への意欲』を感じとっていただけたら幸いです」と書面で報告いただきました。

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パルシステムの災害復興支援