国連広報センター根本所長がSDGsテーマに講演 持続可能な地球へ――パルシステムに期待

2018年3月16日

パートナーシップこそがSDGs推進のカギ

2018年3月6日、東京・千代田区のJA共済ビルにて「2018年パルシステムグループ政策討論集会」を開催し、役職員・組合員などおよそ300名が参加しました。本会は2017年度の事業報告および2018年度の事業方針案、また会員生協や子会社における新たな取り組みを共有する場として毎年催されています。

そのなかで特別講演として国連広報センター所長の根本かおるさんが登壇し「誰も置き去りにしない!SDGsを自分事化して、世界を変革する」と題し、2015年9月の採択以降、推進してきたSDGsについて、またパルシステムへの期待を寄せました。

※SDGs(持続可能な開発目標):2015年に国連サミットで採択された2030年までの国際目標。持続可能な世界を実現するための17のゴール、169のターゲットで構成され「地球上の誰一人として取り残さない」ことを誓っています。

根本さんはパルシステムがSDGs推進副本部長(官房長官)賞を受賞した第1回ジャパンSDGsアワードの審査員のひとりであり、日本国内でSDGs広報を推進するトップランナーです。パルシステムの「ほんもの実感!」をはじめとする取り組みについては「地域、環境、生産者、女性と結びついており、SDGsが目標に掲げる貧困や環境といった17の課題解決をつなげ取り組んでいる、包摂性や統合性が評価」されたと述べました。「地球はいま持続可能ではなくなっています。2000年代以降、資源枯渇、格差、不平等感から紛争・内戦が増えているのも事実です。今こそアクションが必要であり、パートナーシップこそがSDGs推進のカギ。生協をはじめとする協同組合は重要な担い手です」として、SDGsのさらなる推進役としてパルシステムの今後にエールを送りました。

パルシステムグループは2018年度も理念「心豊かなくらしと共生の社会を創ります」をめざし、人や社会、環境に配慮した事業と、持続可能な地域社会づくりを力強く進めていきます。

パルシステムの理念とビジョン

パルシステムの考える「エシカル」