「さようなら原発さようなら戦争全国集会」開催 9.5千人が集結し脱原発をアピール

2017年9月26日

パルシステム連合会は9月18日(月・祝)、東京・渋谷区の代々木公園で「さようなら原発さようなら戦争全国集会」に参加しました。原発に頼らない社会の実現と戦争の拒否を訴えました。

パルシステム連合会では原発に頼らない社会の実現のために、エネルギー政策を策定し、協同の力で生活者がエネルギーを選択できる社会をめざしています。IMG_0818

脱原発と平和な世の中を希求して

「ともに生きる未来を!さようなら原発さようなら戦争全国集会」は9月18日(月・祝)、東京都渋谷区の代々木公園で開催され、約9千5百人(主催者発表)が集りました。集会は、俳優の木内みどりさんの司会により、呼びかけ人で作家の落合恵子さん、福島県から避難しているみなさんなどが登壇し、政府が進める原発再稼働に対し反対を訴えました。

東京電力福島第一原発事故から6年半をむかえた今も、8万人近い人々が苦しい避難生活を余儀なくされ、補償の打ち切り、帰還の強制など、被災者の切り捨てともいえる対応が推し進められています。一方で、廃炉作業は困難を極め、廃炉費用も膨れ上がり、次世代を担う子どもたちへツケとして重くのしかかる状況になりつつあります。

集会の後、参加者は渋谷と原宿方面に分かれてパレードし、原発再稼働への動きや原発事故被災者を切り捨てるような政策に対して、道行く市民に断固反対を訴えました。

「阻止ネット」とパルシステム

阻止ネットは2007年、使用済み核燃料の再処理工場本格稼働に反対することを目的に設立しました。呼びかけ団体はパルシステム連合会のほか、生活協同組合あいコープみやぎ、グリーンコープ共同体、生活クラブ事業連合生活協同組合連合会、(株)大地を守る会、NPO日本消費者連盟の6消費者団体で構成され、現在は原子力発電に頼らない社会の実現を呼びかけています。

パルシステムのエネルギー政策