畜産から生まれる電気 発電所からリアルタイム配信 12月7日(土)〔東京〕<募集終了>

2024年11月21日

生産者の声で伝えるエネルギーシフト

パルシステム東京(本部:新宿区大久保、理事長:松野玲子)は12月7日(土)14時から15時45分まで、バイオマス発電所内部を中継で紹介するオンラインイベントを開催します。パルシステム電力(本部:新宿区大久保、代表取締役社長:大安さとる)が契約する岩手と山形の畜産産地から、廃棄物をエネルギーへと再生する電気の作り手たちとリアルタイムで交流します。

副産物を活用した自然循環エネルギー

発電のようすを中継するのは、株式会社十文字チキンカンパニー(岩手県二戸市、十文字保雄代表取締役社長)と東北おひさま発電株式会社(山形県長井市、後藤博信代表取締役)です。

十文字チキンカンパニーは、オリジナル商品「までっこ鶏」の産地として産直提携を結んでいます。飼育時に年間約13万t発生する鶏糞をエネルギー源として発電するため、2016年から九戸郡でバイオマス発電所を稼働させています。中継では事業所内からの紹介をはじめ、鶏糞約3tを投下できるクレーン稼働などをリアルタイムで伝えます。

▲鶏糞で年間1万世帯分相当の約3,630万kWhを発電

▲健康に配慮し飼育される「までっこ鶏」

里山の自然エネルギーで地域再生を目指す東北おひさま発電は、ながめやまバイオガス発電所(西置賜郡飯豊町)で牛の排せつ物や食品残渣から発生させたバイオガスで発電しています。2020年、肉用牛では日本初となるバイオガス発電所を整備しました。牛舎をはじめ発酵槽内部などの施設を紹介します。

▲年間約1.2万tの牛ふん尿を処理するプラント

▲日本三大和牛「米沢牛」の牛舎

両発電所で働く人たちには、操業に至るまでの経緯や電気利用者へのメッセージなどをインタビューし、生の声を伝えます。参加者からも疑問やメッセージを投げかけることができ、地域資源を活用する電気の作り手と直接交流します。

「パルシステムでんき産地オンライン交流企画 地域で活きるバイオマス発電」開催概要

【日時】2024年12月7日(土)14:00 ~ 15:45
【開催方法】オンライン(Zoomミーティング)
【参加費】無料
【定員】100人
【登壇者】株式会社十文字チキンカンパニー東北おひさま発電株式会社株式会社パルシステム電力
申込はこちらから
【申込締切】11月27日(水)12時
【企画詳細】https://www.palsystem-tokyo.coop/event/161581/
イベントチラシPDF
【X告知】https://x.com/palsystem_tokyo/status/1854077489129374078

再生可能エネルギーを推進パルシステムでんき

パルシステムでんきは、利用者の選択により未来を変えることを目指し、再生可能エネルギーによる電力供給を推進しています。風力、バイオマス、水力、太陽光、地熱の5つの発電を中心とする63カ所の発電所から、利用者に電力を供給します。パルシステムが届ける農畜産物の産直産地も含まれ、「発電産地」として自然の力による発電のようすを利用者に紹介しています。

パルシステム東京はこれからも、利用者の暮らしを支える食も電力も産地とつながっていることを伝え、持続可能な生産と消費を目指します。