パルシステム連合会は、2021年も予約登録米を組合員へ呼びかけます。指定の銘柄を収穫から１年間、定期的に届ける仕組みです。

予約登録米の産直産地のひとつ、JA津軽みらい（青森県）『エコ・青森つがるロマン』の田植え風景

気候変動など不測の事態の「保険」

予約登録米は、田植え時期に組合員が予約登録した米を4週に1度、定期的に届ける仕組みです。ライフスタイルに合わせて重量や配達週を選ぶことで、精米したてのおいしい産直米を食べ続けられます。

2011年の東日本大震災や2020年4月の新型コロナウイルス感染症拡大の影響で、量販店から米がなくなってしまったときでも予約登録米は途切れずにお届けしました。気候変動など、不測の事態が発生しても優先的にお届けする「保険」のような仕組みとして、組合員のみなさんから支持を集めてきました。

「作る人」も「食べる人」も安心

パルシステムの予約登録米は、安全性と環境保全にこだわる有機（コア・フード）とパルシステム独自の「エコ・チャレンジ」（※）基準です（北海道産を除く）。化学肥料や化学合成農薬にできるだけ頼らない環境保全型の栽培に取り組んでいます。１年分を予約することで、計画的な米作りを支え、環境保全型農業の応援にもつながります。「作る」「食べる」の双方が安心できる制度であり、次の世代の生産者を育てる「あと押し」にもなっています。

パルシステムの予約登録米は、全国的な冷害で深刻な米不足に陥った1993年の教訓から、1995年にスタートし、今年で27年目となります。登録人数は順調に推移しており、2020年は18万人となりました。

2021年産より、コア・フード米は有機農産物に限定してお届けします。自然環境を守り、生きものとの調和を生かして育まれた有機米は、パルシステムのトップブランドです。組合員のみなさんと食べ続けることで、日本の環境を守る一端を担い、SDGsの達成にも貢献します。

2021年産予約登録米募集銘柄一覧(PDF)

予約登録米 「エコ・秋田あきたこまち」

産直産地の米作りを動画で紹介

いのちを大切にして米作りをしたお米「コア・フード米」。パルシステムの産直産地の美しい風景映像とともに、コア・フード栽培の一年を約5分の動画で紹介しています。

予約登録米の登録数が18万人　生きものを育む米作り｜2020年6月30日