2018年産「予約登録米」の募集受付開始 多彩な産地から環境保全米をお届け

2018年4月4日

パルシステム連合会は、2018年も予約登録米を組合員へ呼びかけます。指定の銘柄を収穫から1年間、定期的に届ける制度です。登録数は過去4年連続で20万人を超えています。

予約登録米の産直産地のひとつ、JAにいがた南蒲の生産者のみなさん(新潟県)

おいしくて環境にやさしい

予約登録米は、田植え前に組合員が予約登録した米を4週に1度、定期的に届ける制度です。ライフスタイルに合わせて重量や配達週を選ぶことで、精米したてのおいしい産直米を食べ続けられます。

2011年の東日本大震災では、物流網の寸断などから首都圏地域でも米を中心に食料品が不足する事態が発生しました。本紙のお届けは中止しても予約登録米は震災時にも届けています。

昨年は登録人数21.5万人を突破

パルシステムの予約登録米(北海道産を除く)は、安全性と環境保全にこだわるパルシステム独自の「コア・フード」「エコ・チャレンジ」(※)基準です。化学肥料や化学合成農薬にできるだけ頼らない環境保全型の栽培に取り組んでいます。1年分を予約することで、計画的な米作りを後押しし、環境保全型農業の応援にもつながります。「作る」「食べる」の双方が安心できる制度です。

パルシステムの予約登録米は、全国的な冷害で深刻な米不足に陥った1993年の教訓から、1995年にスタートしました。2017年は登録人数が21万5千人と、4年連続で20万人を超えました。

※「コア・フード」「エコ・チャレンジ」の栽培基準
コア・フード:有機JAS認証を取得した「有機農産物」、またはそれに準ずると判断された農産物
エコ・チャレンジ:化学合成農薬、化学肥料を各都道府県で定められた慣行栽培基準の1/2以下に削減し、パルシステムが指定する農薬を不使用の農産物

2015年から加わった「おまかせエコ・チャレンジ米(コア・フード米)」は、全国22産地(コア・フード米は15産地)から、環境に配慮した基準で栽培された米を届けます。全国のいろいろな銘柄を試せると好評です。

2018年産予約登録米募集銘柄一覧(PDF)

予約登録米 「エコ・宮城ひとめぼれ」

予約登録米 「エコ・宮城ひとめぼれ」

予約登録米 「エコ・秋田あきたこまち」

予約登録米 「エコ・秋田あきたこまち」

産直産地の米づくりを動画で紹介

パルシステム独自の基準で栽培された「コア・フード米」「エコ・チャレンジ米」はどう作られるのか――化学合成農薬を減らすための農作業や、健康な稲を育てるための土作りなど、生産者の取り組みや想いを約5分の動画で紹介しています。

予約登録米の登録数が4年連続20万人突破(2017年6月7日)