酪農生産者へ「タオルを贈る運動」を今年も実施します ありがとうとエールをタオルにこめて
2013年5月17日
パルシステム連合会は5月20日(月)から31日(金)の2週間、酪農生産者へのメッセージとともに家庭に眠る未使用タオルを募集します。毎年実施している「タオルを贈る運動」は、搾乳前に乳房をぬぐう作業などに使用され、乳牛の乳房炎防止などに役立てられます。
組合員と酪農生産者をつなぐ運動
パルシステム生活協同組合連合会(11会員・会員総事業高1,938億73百万円/会員生協の組合員総数134.5万人)は1985年から、酪農生産者へ「タオルを贈る運動」に取り組んでいます。酪農生産者は搾乳する際、牛の乳房を清潔にするため大量のタオルを使用します。
一方、組合員の家には贈答品などで家庭に保管したままのタオルが少なくありません。家庭に眠るタオルという“未利用資源”を酪農の生産に生かそうと呼びかけるのが「タオルを贈る運動」です。
これまで27年間で200万枚以上が贈られています
「タオルを贈る運動」を開始してから、これまで産地へ寄贈したタオルの累計枚数は、約203万枚となりました。28年目を迎えた今年は、5月20日(月)から5月31日(金)にかけて配送の際にタオルとメッセージを回収します。ご協力よろしくお願い申し上げます。
組合員から寄せられたタオルとメッセージは、パルシステムの牛乳を生産する4つの産直産地(北海道「こんせん72牛乳」、埼玉県・茨城県「酪農家の牛乳」、岩手県「いわて奥中山低温殺菌牛乳」)へ寄贈されます。各産地で実施する産直交流企画「産地へ行こう。」では、組合員の代表が直接生産者へタオルとメッセージを手渡す贈呈式を開催する予定です。
ただいま募集中の産地交流企画
パルシステムの産地交流「こんせんくんのふるさとで酪農体験」参加者募集 夏の北海道で酪農のお手伝い(産直いきいきコミュニティ内)
おいしい牛乳づくりに欠かせないきれいなタオル
一般的に販売されている牛乳が120~130℃の熱を加える殺菌方法(UHT)に対し、パルシステムの牛乳は本来の味を生かすため、72~75℃(HTST)または65℃(LTLT)と低い温度で時間をかけて殺菌する方法を採用しています。
こうした牛乳を製造するには、細菌数の少ないきれいな生乳が必要です。なお、タオルとメッセージを贈る産地はお選びいただけます。おいしい牛乳づくりを息長く応援し続けるために、今年もぜひご参加ください。
「タオルを贈る運動」募集要領
- 提出期間:
- 5月20日(月)~31日(金)の2週間
- 提出方法:
- 5月20日(月)~24日(金)にカタログとともに配布されるメッセージ用紙と一緒に、タオルを通い箱に入れてください。
※パルシステムからのお願い
- タオルは未使用のもの。色は白(牛の乳房をふいているときに出血などが分かるため)がベストですが、色柄物でもかまいません(作業用具の清掃などにも多くのタオルが必要です)
- 汚れたタオル、日本手ぬぐい、ハンドタオルは入れないでください
- 大きさはフェイスタオルぐらいが適当ですが、バスタオルでもかまいません
- のし紙や袋はそのままでかまいません
【関連リンク】
「こんせん72牛乳」(パルシステムの商品)
「酪農家の牛乳」(パルシステムの商品)
「いわて奥中山低温殺菌牛乳」(パルシステムの商品)
畜産農家を支援するパルシステムの取り組み(社会貢献活動レポート)