でんきを消してスローな夜を♪「キャンドルナイト」開催報告

2023年4月5日

2023年3月11日(土)で東日本大震災から12年。世界各国が大規模災害や軍事衝突、エネルギー価格の高騰などに見舞われるなか、パルシステムでは、2023年2月27日(月)~3月11日(土)の期間で「キャンドルナイト」を呼びかけました。

ゆったりと、それぞれのキャンドルナイト

期間中に投稿フォームに寄せられた感想や写真を一部ご紹介します。

*投稿内容を一部抜粋、編集しています。

(音声番組の)語りかけるような優しい声に小さな子供も耳を傾けていました。核兵器など重いテーマもありましたが家族で日本や世界で起きている事について話せる良いきっかけになりました。リラックスしながら色々な話をゆったりした時間の中でする事が出来ました。(うさぎまるさん)

いつもはテレビもついて電気がついている日常。初めて夫婦で電気をつけずキャンドルの灯りを感じて静かなひと時を過ごしました。3.11の時どう過ごしていたか、どんな思いだったか。忘れられない出来事なのに、日々の生活では忘れがち。たまにこんなときを過ごして思い出したり、語り合うのもいいなと思いました。(I.A.さん)

期間中はオリジナル音声番組「パルシステムの世界を超えてくラヂオ」を配信(2023年3月31日までの期間限定で配信)。

 

オンラインイベント「3.11 キャンドルナイト 2023」も開催

3月11日(土)の夜には多くの人とキャンドルナイトを共有するオンラインイベントを国際NGOピースボートと共催し、約200名の方に視聴いただきました。気候変動やエネルギー問題などにおけるキーパーソンの方々にそれぞれの想いやメッセージをお伺いしました。

右からナターシャ・グジーさん、大内督さん、司会の畠山澄子さん(国際NGOピースボート 共同代表)、大野職員(パルシステム環境委員会 事務局)

パルシステムの産直産地・二本松有機農業研究会の大内督さんからは震災後、有機栽培を継続することの葛藤やご苦労、原発事故が地域に分断を生み、現在も続く問題であることなどをお聞きしました。今後に向けては、相手を思いやる心、人に寄り添うことが大切、というメッセージをいただきました。
ウクライナ出身で歌手・バンドゥーラ奏者のナターシャ・グジーさんからは一人ひとりが平和を願い、実現するために努力する必要がある、小さな事から行動しようというメッセージをいただき、「原爆の図」を常設展示している丸木美術館で撮影された演奏をお聞きしました。

そのほか国際NGOピースボートの国内外の拠点で災害支援等に携わるスタッフや、明治学院大学環境活動団体「NEOm」メンバーからのメッセージをお届けしました。

 

地球規模で取り組まれる2050年の脱炭素社会の実現へ向け、パルシステム環境委員会では気候変動の課題に組合員の皆さんと一緒に向き合う「環境・気候変動アクション2022」を年間で取り組みました。

 

■でんきを消してスローな夜を♪「キャンドルナイト」 企画内容
でんきを消してスローな夜を♪ 2/27~3/11は、みんなで「キャンドルナイト」