産地へ行こう。「秋の奈良で柿づくし!ツアー」を開催 大紀コープファームで柿の魅力を実感!

2017年12月12日

柿(2)

10月14日(土)~15日(日)に、梅や柿の産地のひとつである大紀コープファームを訪問しました。現場での柿の選果や梅干しになるまでの加工の流れを学び、安全安心へこだわったものづくりを実感しました。また、干し柿作り体験や柿の葉寿司づくり体験も行い、柿や産地についてより深く知ることができた柿尽くしの2日間でした。

ツアーダイジェスト

干し柿作り体験では一人5つずつ柿を選び、まずは柿の皮を剥き、皮を剥いた柿を専用のクリップで紐に繋げたら準備完了です。その後は、大紀コープファームにて乾燥・管理していただき、干し柿の完成です。どのようにしたら失敗しない干し柿が自宅でも作れるのかみなさん興味津々にお話を聞かれていました。

干し柿

柿の選果場では、実際に機械と人の手でひとつひとつ丁寧に大きさや重さによって選果している様子を見学することができました。この時期に収穫できる柿のほとんどが刀根早生や平核無といって渋柿です。そのため柿の渋抜きをする大きな機械に入れ渋抜きを行います。渋抜きがしっかり行われているか、出荷前に手作業で検査が行われていました。

渋チェック

梅の加工場では梅干しの加工の過程を見学させていただきました。梅干しは梅を塩と赤しそだけに漬けて作った安全安心の梅干しです。手間ひま惜しまず、作業をしていらっしゃる様子を拝見し、またひとつ美味しさの理由を知ることができました。

梅加工場

 

2日目は柿博物館、賀名生(あのう)の里歴史民俗資料館を訪れました。柿の種類は1000種類以上と言われており、この時期の博物館には数十種類もの実物の柿が展示されていました。賀名生の里歴史民俗資料館では実際に昔の資料や建物も残されており、西吉野地域の歴史を学ぶことができました。

博物館

最後は築150年の古民家、農悠舎王隠堂で柿の葉寿司づくり体験です。スタッフの王隠堂さんに教えていただきながら、自宅へのお土産に柿の葉寿司をつくりました。自宅でも簡単にできる方法や、柿の葉の保存方法なども教えていただき、柿の葉の活用方法も学びました。

柿の葉寿司(2)

昼食は旬の野菜レストランで自家栽培の旬の野菜をふんだんに使った、素材の味と手作りにこだわった食事をいただきました。柿を使った天ぷらや酢の物など美味しい柿を堪能することができました。

昼食

今回、大紀コープファームの安全で安心なものを届けたいという想いと、手間ひま惜しまない努力に改めて驚かされました。参加者の方の中には柿が苦手だったが克服できたという方や、産地に訪れるのは2度目という方もいて、産地や柿についてより深く知ることのできた2日間でした。

参加者の声(一部抜粋)

美味しく安全なものを供給していただき、それを私たちは継続して消費していきたいと思います。これからも機会があれば参加したいです。

柿の収穫シーズン最盛期中にも関わらず、丁寧に対応していただきとても感謝しております。王隠堂の料理もやさしい味で美味しかったです。柿の天ぷらは初めて食べましたが、こんな調理法もあることに驚きました。

大紀コープファームの梅干の1人のファンとして、加工場見学を通じて、工程を学ぶことができてよかったです。柿の博物館も、個人旅行では行くことがないので、とっても勉強になりました。

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