「石けん利用普及」活動報告・交流会を開催 石けんの魅力を伝える

2019年6月19日

身近な環境を大切に思う「石けん生活」

パルシステムの環境活動の原点は、深刻な公害で悩まされた時代に「川や海を洗剤の泡で汚さないように、環境中で分解されやすい石けんを使いたい」という組合員の声から始まった、石けんを利用する運動です。排水規制や下水道などの整備が進んだ現在では川や海の水質も改善しつつありますが、パルシステムでは身近な環境を見つめてより良くしていきたいという生活者の想いを象徴する商品である「石けん」の魅力を発信し、環境を大切に思うライフスタイル「石けん生活」を提案していきます。

石けんの利用普及に取り組む組合員・役職員が交流

各生協でのさまざまな活動が報告されました

パルシステム連合会・環境委員会(高野祐子委員長・パルシステム福島理事長)は6月8日(土)、東京・新宿区の本部事務所で「『石けん利用普及』活動報告&交流会」を開催し、パルシステムの石けん商品のお勧めに取り組んでいる組合員・役職員やメーカーなど73名が参加しました。「若年層にも伝わる『石けんの魅力』の伝え方」をテーマに、パルシステム東京、パルシステム神奈川ゆめコープ、パルシステム千葉、パルシステム埼玉、パルシステム茨城 栃木、パルシステム山梨、パルシステム群馬、パルシステム福島の8生協が日頃の活動を報告しました。

パルシステムのハウスクリーニングで提携している有限会社清和商会の関根秀樹さんによる、石けんを使った「プロの技(換気扇の汚れ落とし)」も実演され、会場からたくさんの質問が寄せられました。

石けんの「好き」と「コツ」をシェア

午後の交流会では、グループに分かれて「石けんの『好き』をシェアしよう」、「石けんの『コツ』をシェアしよう」というテーマで話し合い、石けんの魅力や使いこなし方を若年層に伝える上でのアイデアを交換しました。

環境委員会の佐藤奈穏美副委員長(パルシステム東京常任理事)は閉会あいさつで「ふだん活動している場所は違っても、同じパルシステムの仲間として学び合い、すっきりさっぱり『きれい』をキーワードに、環境もきれいになるライフスタイル、楽しい『石けん生活』を広げていきたいと思います」と感想を述べ、会を締めくくりました。