7、8月環境キャンペーンの一環として生物多様性の保全の取り組み チョウのモニタリング調査員を募集します

2010年5月24日

パルシステムは7月、8月の2カ月間、地球温暖化防止や廃棄物削減、生物多様性保全に取り組む「環境キャンペーン」に取り組みます。その一環として生物多様性の保全の取り組み、チョウのモニタリング調査活動を開始します。

「私にもできる」を見つけよう!始めよう!

パルシステム生活協同組合連合会(10会員・会員総事業高1,964億円/会員生協の組合員総数119.9万人)では、毎年、環境月間の7、8月にあわせ、取引先や組合員とともに環境キャンペーンに取り組んでいます。期間中は、1人ひとりが環境とくらしを考え、環境を守るために「できること」からの参加を呼びかけ、エコドライブやリデュース・リユース・リサイクルの「3R」の実施、石けんの利用などを呼びかけてきました。

2010年度は7月、8月の2カ月間、「『私にもできる』を見つけよう!始めよう!―地球といのちのつながりを取り戻すための100万人のエコ・アクション」をキャンペーンテーマに、地球温暖化防止や資源保全(自給率向上含む)、廃棄物削減、生物多様性の保全に取り組みます。

生き物モニタリング調査を体験しよう!

パルシステム連合会では、組合員の身近なところから参加できるチョウのモニタリング活動(東京大学と協働取り組み)への参加を呼びかけます。

チョウを見つけて地域の生態系を感じよう!

今年の10月、名古屋で「生物多様性条約第10回締約会議」(COP10)が開催されます。地球温暖化と生物多様性の喪失は、持続可能性(サステイナビリティ)にとって、もっとも大きな問題となっています。生物多様性によって構成されているのが生態系です。地球温暖化と生物多様性の喪失は、過去50年の間に急速に生態系の損失を招いています。

パルシステム連合会は生物多様性に配慮した生産を進めています。今回、生活のまわりで起こっている生態系異変や気候変動に目をむけ、生物多様性と人の暮らしとのかかわりを意識し、持続可能な社会をめざすために、まずは身近な生きものから目をむけ生物多様性・生態系を実感するモニタリング調査を提案します。東京大学の協力で、科学的な参加型モニタリング活動による現状把握に参加します。モニタリング結果は一般に公開され、対策に役立てられます。

モニタリングの様子

対象地:
パルシステムグループのある都道府県
(東京都、千葉県、埼玉県、神奈川県、山梨県、茨城県、群馬県、福島県、静岡県)
対象者:
パルシステムの組合員 ※300名限定
方法:
月に2回(2週に1回程度)チョウを観察してメモし、その写真を撮影したあと、WEB上の専用入力画面に入力し写真を添付して送信
目的:
身近な自然を見守り、多くの目により生物多様性の変化・ 温暖化を監視自然環境学習・市民参加による効果的な対策

【申し込みの手順と予定】

申し込み後、調査マニュアルの配布や調査報告用フォーマットの送信、調査や報告方法に関しての問い合わせ対応などの関係から、募集期間を2回に分けて行います。調査員の取り組み内容に違いはありません。

第1次募集:5月24日~6月4日(16:00締め切り)

  1. 以下のURLを開いて申し込みフォームに必要事項を入力し送信して下さい。
    申し込みフォーム ※申し込んだ方へ受信のお知らせを配信します。
  2. 6月10日(木)までに調査員登録完了の連絡をします。
    ※300名以上の申し込みがあった際は、当落の案内となります。
  3. 6月中に調査員番号と調査マニュアルを配送便にて届けます。
    また、申し込んだメールアドレスに、WEB上の入力画面と操作方法を配信します。
  4. 生き物モニタリング調査を実施します。
  5. WEB上の入力画面の必須項目を入力し、写真の添付を確認したうえで、送信します。
  6. 7月~8月の各月で2回、計4回調査票を送って下さい。
  7. 調査結果は、東京大学保全生態学研究室の協力によりデータベース化した情報を送ります。

第2次募集:6月21日~7月16日(16:00締め切り)

  1. 以下のURLを開いて申し込みフォームに必要事項を入力し送信して下さい。
    申し込みフォーム ※申し込み先リンクは後日あらためて案内します。
    ※申し込んだ方へ受信のお知らせを配信します。
    ※調査員が300名に達し次第、申し込みは終了となります。ご了承ください。
  2. 1週間以内に、調査員登録完了の連絡をします。
  3. 調査員番号と調査マニュアルを配送便もしくは郵送にて届けます。(お申し込みから2週間ほど)
    また、申し込んだメールアドレスに、WEB上の入力画面と操作方法を配信します。
  4. 生き物モニタリング調査を実施します。
  5. WEB上の入力画面の必須項目を入力し、写真の添付を確認したうえで、送信します。
  6. 7月~8月の各月で2回、計4回調査票を送って下さい。(お申し込み時期によって多少異なります。)
  7. 調査結果は、東京大学保全生態学研究室の協力によりデータベース化した情報を送ります。