夏の自由研究にぴったり!オンラインで田んぼの生きものを発見!~コウノトリも喜ぶ!豊かな田んぼのひみつを探ろう~ 開催報告
2025年8月2日
パルシステム連合会は8月2日(土)、コウノトリ放鳥20周年のJAたじま(兵庫県豊岡市)でコア・フード有機栽培米田んぼの生きもの調査をオンラインで開催しました。田んぼでスタッフが捕まえた生きものを画面越しに紹介し、田んぼではどのような生きものが住んでいるのかを小学校の夏休みの自由研究に活用できる内容としました。


JAたじま・住吉さんからコウノトリとの共生について解説があり、コウノトリの動画も紹介しました。生きものでは畔、水路、田んぼの中で生きもの調査を実施しました。
真夏の高温と、雨が降らず水不足で田んぼが乾いた状態となり、
「田んぼの生きもの」探して20年
パルシステムでは、利用者と生産者の交流を目的とした「田んぼの生きもの調査」を20年以上にわたり継続しています。コロナ禍の期間は、利用者が産地を訪れることが難しくなり、調査データの蓄積が危ぶまれる状況になりました。
そこで2022年からは改めて、職員と生産者による調査を開始しました。同一産地の有機栽培と特別栽培、慣行栽培の3つの区分で調査をしたところ、有機栽培区分では、生きものの種類がほかより多いことを確認しています。今後もデータ蓄積を目的とする調査とあわせ、組合員に田んぼの生きものの大切さを伝える交流も継続していきます。
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