あふれる「おさかな愛」! 超えトーク「おしえて!さかなクン 海と環境とみんなのくらし 『お魚食べよう』夏休みトークライブ」を開催しました。   

2024年9月3日

パルシステム連合会は8月2日(金)、JF全漁連魚食普及推進委員で東京海洋大学名誉博士/客員教授のさかなクンを講師に、魚を巡る豆知識や楽しいお魚クイズ、さらに海の環境とくらしとのつながりも学べる、「お魚食べよう」夏休みトークライブを開催し、会場では組合員親子連れを中心に140組364名、オンラインでもライブ視聴に334アカウントが参加しました。

▲さかなクン(写真中央)の直筆イラストを囲み、会場の組合員家族とともに記念写真。

*パルシステムでは2022年より「もっといい明日へ超えてく」を掲げ、一人ひとりの行動で未来が楽しみになるサステナブルな活動に取り組み、社会課題やくらしの悩みなどをテーマにしたトークイベント「超えトーク」を展開中です。本イベントは全国漁業協同組合連合会との共催で実現しました。

イラストを描きながら、圧巻のトークで観客を魅了

漁師が自信を持ってすすめる「プライドフィッシュ」を紹介

さかなクンのおさかな愛で子どもも大人も笑顔に

楽しい体験はさらなる学びへの意欲につながりそうです。

開会にあたって古家・環境委員会委員長からは海の環境を守る大切さを楽しく学ぼうと呼びかけ

魚食文化の豊かさに触れ、「おいしく食べることが漁業者の力になる」と語るJF全漁連・内田専務

イラストクイズに登場した、漁師が自信を持ってすすめる「プライドフィッシュ」の取り組みも紹介

閉会挨拶では樋口・商品委員会委員長が「これからも楽しく学びを深めたい」と締めくくりました

申込受付とともに2,000件超えのお魚にまつわるメッセージ

6月から受付を開始した本イベントの申込フォームには、「超えトーク」歴代最高となる2,280件もの応募があり、会場・オンラインを合算した総参加希望人数は5,580名に達しました。同フォームで実施したミニアンケートでは、96.5%が魚好きと回答。さらに魚の好きなところや好きになったきっかけなどを尋ねたところ、「地引網体験をして獲ったお魚をその場で捌いて食べた。以来、しらす一匹でも残さず食べるように」「恩納村のもずく酢は子どもの大好物で、飲むように食べている」「サプリよりも安心な魚を食べて健康でいたい」「家族全員回転寿司が大好きなので、お魚の名前はタッチパネルで覚えた」など、海産物にまつわる多彩なエピソード等が2,014件寄せられました。

(超えトーク申込フォーム付きミニアンケートより n=2,280)

参加者からのイラストや感想をさかなクンに届けました

当日の会場参加者には感想を自由に書けるA4サイズのカードが配付され、さかなクンに伝えたいことを一所懸命に描き込む子どもたちの姿が多く見受けられました。なかには「さかなクンみたいにたくさんさかなのことを学んで、いつか水族館の飼育員になりたい」といった宣言の声も。

すべてのカードは後日、パルシステムからさかなクンへ

また、ライブ配信の視聴者からのアンケートでも、「食べたことのない魚にも興味が湧き、海の豊かさを感じた」「YouTubeで憧れのさかなクンを見られた子どもたちは喜んで、メモしながら配信に釘付けだった」といった魚食やさかなクンに関するコメントの他、「生態系の話や環境問題、そして何より命の話がとても胸を打たれた」「これからも海の生き物が生きていけるのか、ゴミをなくすこと、おいしくご飯を残さずいただくこと、本当に大事なことだと改めて思った」など、環境についての体験学習としても高評価の声が多数寄せられました。

※本イベントのアーカイブ動画はありません。

講師紹介

おしえて!さかなクン 海と環境とみんなのくらし

さかなクン
(JF全漁連魚食普及推進委員、国立大学法人 東京海洋大学名誉博士/客員教授)

さまざまなお魚の情報や知識、おいしい食べ方や環境問題などをテーマに全国各地で講演活動を行う。『朝日小学生新聞』にて毎週(土)「おしえてさかなクン」コラムを連載中。NHK Eテレ『ギョギョッとサカナ★スター』毎週(金)では1つのお魚にフォーカスし、不思議なおさかなの世界を深掘り!
2003年全国漁業協同組合連合会魚食普及推進委員、2011年農林水産省「お魚大使」、2021年外務省「海とさかなの親善大使」、2021年環境省「サステナビリティ広報大使」、2023年文科省『みんなの「探究」応援大使』、その他にも受賞歴・メディア出演・書籍出版多数。

【関連リンク】

「ぎょぎょメンタリー」シリーズ動画

「お魚食べよう」特設ページ

「プライドフィッシュ」(JF全漁連/外部リンク)

「第25回シーフード料理コンクール」(JF全漁連/外部リンク)