パルシステムと生産地によるうなぎ資源回復活動 民間による持続可能な資源保全
2014年9月17日
パルシステム連合会は、購入点数に応じた金額の拠出とポイントカンパを活用し、ニホンウナギの資源回復に取り組んでいます。民間による持続可能性への挑戦です。
※「うなぎプロジェクト」にある「蛇篭」は「石倉かご」のことです
うなぎ購入が資源回復支援に
パルシステム生活協同組合連合会は、ニホンウナギの資源回復に向け、産直産地の鹿児島県大隅養まん漁業協同組合と「大隅うなぎ資源回復協議会」を設立しています。うなぎのすみかとなる石倉かごの設置や放流などの保全活動のほか、調査研究や啓発事業に役立てられています。
活動の原資となるのは、生協から商品購入1点あたり10円を拠出する賦課金(7月限定)と、たまったポイントを活用した組合員からのカンパです。2014年度は9月第2週までの累計で、賦課金336万円、ポイントカンパ226万円の計559万円が集まっています。
パルシステムでは、産直のつながりを生かし、「つくる」と「食べる」の協同による持続可能な資源循環をめざしています。