配達でも環境配慮 パルシステム東京昭島センターでEVトラック出発式

2023年7月14日

組合員宅までのCO2排出を削減

パルシステム東京(本部:新宿区大久保、理事長:松野玲子)は7月13 日(木)、宅配物流拠点の昭島センター(昭島市)でグループ初の本格導入となるEVトラックの出発式を開催しました。グループが掲げる2030年度の温室効果ガス排出量削減目標達成に向け、宅配事業の根幹を担うトラック燃料の切り替えに挑みます。

昭島センターに導入された日野デュトロZEV

グループ初の本格導入

新たに導入するEVトラックは、「日野デュトロZEV」1台です。パルシステムグループではCO2削減の達成に向け、営業用軽自動車などでEV車両の導入を進めてきました。配送トラックについては、パルシステム神奈川でデータ収集を目的として実験的に運用していましたが、本格導入はグループ初めてとなります。

出発式には、日野自動車とパルシステムの配送業務を委託するパルライン(本社:江東区千石、代表取締役社長:太田賜嗣夫)も参加しました。

パルラインの太田社長は「パルシステムグループでは2050年までのCO2排出量実質0の目標を掲げ、中間目標の2030年までに2013年度比46%のCO2排出削減を設定しています。生産者と組合員の思いが詰まった商品を届ける配送会社として、環境負荷のない持続可能な物流の実現に向け責任を果たしていきます」とあいさつしました。

パルシステム東京の杉原学専務理事は、「昭島センターでは、約2万5千人の組合員宅に向けて50台強のトラックが日々走っています。日野自動車とパルラインのご尽力により導入が実現したEV車両で、脱炭素社会に向けた取り組みを世の中に発信していけるよう、引き続きの協力をお願いします」と出発式をしめくくりました。

パルシステムグループはこれからも、地球環境を大切にする社会づくりに向けあらゆる事業革新に挑戦していきます。