夫は「ゴミ出し」で満足してはいけません、食事を作りましょう。 「家事分担に関する調査」

2016年12月6日

パルシステム生活協同組合連合会は2016年8月19日~9月2日に、女性組合員に対して「家事分担に関する調査」を実施しました。

円満な夫婦生活を築く家事分担は?

調査結果によると、妊娠中女性の夫に対する家事満足度は7割なのが、子どもが2歳以上に成長すると3割まで急低下することが分かりました。家事分担の不満度は、年齢が高まるにつれて強まっています。そんな女性の満足度が最も高い家事は「平日の弁当含む昼食・夕食の食事の準備」。たまには早く帰宅して、手料理をふるまってみてはいかがでしょう。

一方、夫の家事分担トップである「ゴミ集め・ゴミだし」ですが、妻の満足度向上には必ずしもつながらない事実も判明しました。担当家事数「16件以上」で、妻の評価が「大変満足」しています。ゴミだし以外も夫婦で家事を分担し、円満な夫婦生活を送りましょう。

調査結果のトピックス

●夫の家事担当数は全体平均で4件
●担当する家事の1位「ゴミ集め・ゴミだし」、2位「(妻が)出かけるための協力」、3位「お風呂掃除」
●その他の家事分担――「部活の応援」「ウォーターサーバーをセット」「上履き洗い」「飼い犬のシャンプー」「コーヒー豆をひく」「お風呂の浴槽の中のみ洗う」

●パートナーの家事分担の全体満足度は4割。妊娠中女性は満足度7割。一方で、2歳以上の子どもがいるグループは3割と低下
●家事分担の不満度は「年齢が高まるにつれて強まる」傾向
●働く女性は家事分担に対して強い不満が
●夫の家事分担の定番「ゴミ集め・ゴミ出し」――妻からの満足度は必ずしも高くない結果に
●パートナーの担当家事数「16件以上」で、妻の評価が「大変満足」
●妻の満足度が最も高いのは「平日の弁当含む昼食・夕食の食事の準備」

●担当する「家事分担はない」理由――パートナーに「時間がない・家にいない」3.5割、「(本人が)非協力的」2割
●パートナーの「家事分担がない」と答えたグループには強い不満感――「やらない自分に酔ってる」「望む仕事の50%くらいしかできない」など辛らつな意見も

調査概要

・調査タイトル:わたしのママくらし|家事分担アンケート調査2016
※わたしのママくらし――パルシステム連合会は、若年層のがんばる女性を応援するチラシとして、「わたしのママくらし」を10月に創刊しました。乳幼児のお子さんがいる方、妊娠中の方、ひとり暮らしや夫婦二人暮らしの方など、一人ひとりのくらしに寄り添った内容で月一回、発信していきます。内容はパルシステムの女性職員が発案し企画。パルシステムの活用術のほか、普段の生活で知りたいリアルな情報を、職員・組合員のリアルな声として紹介します。

若年層向けライフステージ別の新チラシを創刊 がんばる女性を応援「わたしのママくらし」

・調査対象:わたしのママくらしを配布希望した組合員のうち、オンラインパル登録に登録している組合員
・調査期間:2016年8月19日~9月2日の15日間
・調査方法:インターネット調査
・調査地域:パルシステム配送エリア(福島、茨城、群馬、栃木、千葉、東京、埼玉、神奈川、山梨、静岡)
・回答総数:980件(回答率5.9%)
より詳しい内容は、こちらから(PDF)