まとめ【ごはん部】教えて! あなたの「マイ★みそ汁」

2022年1月17日

>パルシステムごはん部

第9回活動メニューは、「教えて! あなたの『マイ★みそ汁』」。みなさんからこだわりのみそ汁がたくさん届きました! さっそく見てみましょう♪

みなさんの個性あふれるみそ汁、どれも真似してみたいです!!
毎日一から作るのが大変な人には、あらかじめ具材とみそをひとまとめにしておく「みそまる」もおすすめですよ~!

「みそまる」のレシピはこちらから

そして後半は、こうじ屋さんに聞く「手前みそ」(手作りみそ)のお話。というのも昔から、みその仕込み時期は一年で一番寒い二十四節気の「大寒」の頃(ちょうど今頃)が最適と言われてきました。50年以上こうじを作り続け、パルシステムの各種手作りみそセットの製造も手掛ける(株)伊勢惣の山﨑さんにお話をうかがいました!

「手前みそ」のちょっといい話

「手前みそ」はおいしい、楽しい!

近年、おうち時間の楽しみやクラフト食品ブームの一環で、みそ作りをやってみる方が増えているようです。同じ材料でみそを作っても、作る人や場所によって「常在菌」が異なるため、仕上がるみその味わいも変わると言われています。わが家でも、子どもたち(小学生と保育園児)といっしょに、毎年みそを仕込むのが恒例です。親子で会話しながら、こうじや大豆の感触を楽しんで作っています。途中で天地返しをしたり、熟成する変化を見ることもできます。

生みそとみそ汁

わが家では、手前みそはそのままきゅうりなど生野菜につけて食べることが一番多いですね。子どもたちは、はじめこそ生みその味のインパクトに驚いていましたが、それで生野菜も好きになりました。市販や外食とのみその違いにも敏感に気づきます。みそ汁は毎日食べますが、ここ最近はみそ汁作りを子どもに任せていて、食材とみその相性などいろいろ試していますね。私はほうれん草のみそ汁が好きです(笑)将来、同じように次の世代にもみそやこうじのよさを受け継いでくれたらうれしいです。

こうじは生きもの

そもそもみそは、ゆでた大豆のたんぱく質やでんぷんをこうじ菌が分解することで、うまみと甘みが出てきます。全国にはいろいろなみそがありますが、8割ほどは米こうじを使っています。同じ米こうじでも用途によってこうじ菌の配合を変えていて、酒蔵の「杜氏」のような人が、気温、米の種類、こうじ菌の状態に合わせて調整します。こうじの元気さは、菌糸の生え方や米を割った時の入り込み方などで判断するんですよ。生きものに寄り添うような感じですね。

 

自家製の「手前みそ」でみそ汁を作れば、さらに楽しくおいしく、日々の食事を楽しめそうです! パルシステムでは、みそ作りを楽しめる材料やセットが手に入ります(みそ作り関連の注文は、1月2~4回、2月2回で可能です)。手作りみそのコツや楽しみ方はこちらからどうぞ!

 

ちなみに、こうじ一筋の伊勢惣・山﨑さんおすすめのこうじの楽しみ方は、何といっても「甘酒」や「塩こうじ」だそう。 甘酒には豆乳やバナナを足して親子で飲んでいるそうですよ。意外と簡単に作れるので、こちらも興味がある方はぜひ作ってみてくださいね!

甘酒のレシピはこちら

塩こうじのレシピはこちら

 

今回のまとめ

みそ汁で、心も体もいきいき!