「サンゴの森づくり」プロジェクト報告 計画を大きく超える1,300株を植え付けました

2011年8月8日

パルシステム連合会は、産直産地の沖縄県恩納村漁協などとともにサンゴを守る活動に取り組んでいます。2010年度はポイントによる応援カンパを実施した結果154万円が寄せられ、計画の1,000株を大きく上回る1,300株の植え付けを行うことができました。

パルシステムも「サンゴの森づくり」プロジェクト

パルシステム生活協同組合連合会(11会員・会員総事業高1,902億95百万円/会員生協の組合員総数130.3万人)は、オリジナル商品「恩納もずく」などを生産する恩納村漁協と食品メーカー株式会社井ゲタ竹内、地元行政の恩納村とともに「恩納村美(ちゅ)ら海産直協議会」を設立し、2009年からサンゴの森を守る運動に取り組んでいます。

2010年度は「100万人の食づくり」運動の一環として「サンゴの森づくり」プロジェクトと位置づけ、カタログやホームページなどを通じて活動内容を紹介してきました。また、貯まったポイントをサンゴの植え付けに役立てることができるポイントカンパも実施し、協力を呼びかけています。

サンゴ植え付けの様子(イメージ)

ポイントカンパは154万円が寄せられました

ポイントカンパは2010年度、当初目標を大きく上回る154万円が寄せられました。ご協力いただきありがとうございました。

みなさまから寄せられたポイントカンパを活用して恩納村美ら海産直協議会では2010年度、予定数の1,000株に対して1,300株のサンゴを植え付けることができました。2011年度はさらに植え付け数を増やし、2,000株を計画します。

「サンゴの森づくり」プロジェクト(産直いきいきコミュニティ)

産直もずくとサンゴの森づくり

恩納村漁協では、パルシステムオリジナル商品「恩納もずく」などを生産しています。サンゴは沖縄の海の生態系の要でもあり、もずくの養殖にとっても必要不可欠です。しかし近年、地球温暖化による海水温の上昇やオニヒトデの大発生に伴う食害などにより、サンゴ礁が大きな被害を受けています。

恩納村美ら海産直協議会では、サンゴの植え付けや産直交流活動などを通じ、サンゴを中心とした「里海づくり」に取り組み、海の多様な生態系の保全を進めています。