2020年産「予約登録米」の募集受付開始 食べるとつくるをつなぐお米
2020年4月7日
パルシステム連合会は、2020年も予約登録米を組合員へ呼びかけます。指定の銘柄を収穫から1年間、定期的に届ける仕組みです。
予約で産地の米作りを応援
予約登録米は、田植え前に組合員が予約登録した米を4週に1度、定期的に届ける仕組みです。ライフスタイルに合わせて重量や配達週を選ぶことで、精米したてのおいしい産直米を食べ続けられます。
2011年の東日本大震災では、物流網の寸断などから首都圏地域でも米を中心に食料品が不足する事態が発生しました。本誌のお届けは中止しても予約登録米は震災時にも届けています。
昨年は登録人数18万人
パルシステムの予約登録米(北海道産を除く)は、安全性と環境保全にこだわるパルシステム独自の「コア・フード」「エコ・チャレンジ」(※)基準です。化学肥料や化学合成農薬にできるだけ頼らない環境保全型の栽培に取り組んでいます。1年分を予約することで、計画的な米作りを後押しし、環境保全型農業の応援にもつながります。「作る」「食べる」の双方が安心できる制度です。
パルシステムの予約登録米は、全国的な冷害で深刻な米不足に陥った1993年の教訓から、1995年にスタートしました。登録人数は順調に推移しており、2019年は18万人となりました。
※「コア・フード」「エコ・チャレンジ」の栽培基準
コア・フード:有機JAS認証を取得した「有機農産物」、またはそれに準ずると判断された農産物
エコ・チャレンジ:化学合成農薬、化学肥料を各都道府県で定められた慣行栽培基準の1/2以下に削減。加えて、パルシステムの「削減目標農薬」の不使用を原則。青果は、除草剤、土壌くん蒸剤不使用
2015年から加わった「おまかせエコ・チャレンジ米(コア・フード米)」は、全国22産地(コア・フード米は16産地)から、環境に配慮した基準で栽培された米を届けます。全国のいろいろな銘柄を試せると好評です。
産直産地の米作りを動画で紹介
いのちを大切にして米作りをしたお米「コア・フード米」。パルシステムの産直産地の美しい風景映像とともに、コア・フード栽培の一年を約5分の動画で紹介しています。