「SDGs COLLECTION しずおか」に出展 “選ぶ”ちからに期待

2019年1月23日

「SDGs(持続可能な開発目標)」の未来都市に認定された静岡・静岡市で1月12日(土)にSDGs体験イベント「SDGs COLLECTION supported by TGC しずおかで できる じぶんごと」がツインメッセ静岡(静岡市駿河区)にて開催され、10,493名が来場しました。パルシステム連合会は第1回ジャパンSDGsアワードを受賞した「『ほんもの実感!』くらしづくりアクション」の取り組みを紹介しました。さらに、石田敦史理事長が岡村和美消費者庁長官、モデルの冨永愛さんとともにトークショーに登壇しました。

エシカル商品を通してSDGsを紹介

「SDGs COLLECTION」はツインメッセの南館を「体験ゾーン」「SDGsマルシェ」など4テーマに分け、SDGsに取り組む企業や県内の学校が出展しました。北館では人気モデルやゲスト、アーティストが集結する「SDGs推進 TGC しずおか 2019 by TOKYO GIRLS COLLECTION」が開催されており、本イベントには家族連れや学生だけでなく、TGCを目的とした若い女性たちなど幅広い年齢層が来場しました。

パルシステム連合会のブースでは『ほんもの実感!』くらしづくりアクションの対象商品である「エコ・バナナ(バランゴン)」を紹介しながら試食も行いました。試食した来場者からは「いつも食べているバナナよりおいしい」「子どもにも安心してあげられる」との感想がありました。

商品の背景にも興味をもって

石田理事長が登壇したトークショーは、「“ほんもの実感”、あなたの一歩が世界を変える!」をテーマにエシカル商品や今後のSDGsのあり方について語られました。岡村和美消費者庁長官はパルシステムのSDGsの取り組みを「日々の買い物は、じつは世界の環境に影響していることを気づかせてくれる大変意義のある取り組み」と評価しました。

途中、石田理事長が「エコ・バナナ(バランゴン)」を岡村和美消費者庁長官、冨永愛さんに手渡す場面も見られ、パルシステムの組合員である冨永愛さんは「最近はバナナを焼いて食べることが多いです。パルシステムは農薬削減していることなどがわかりやすく表示されていて自分で選択することができます」と話しました。

最後に石田理事長は「本日のイベントをきっかけに、値段だけでなく商品の背景にも興味を持ってください。あの生産者のお米が食べたい、あのブランドの洋服を着たいなど、みなさんの興味が生産を変えると考えます。ふだんの生活の中でできることをひとつずつ積み重ねていけば世の中を変える大きな力になります。みなさんの力に期待します」と呼びかけました。