タイのバナナ生産者が西日本豪雨に支援金 海を越えた産直のあたたかいつながり
2018年10月2日
パルシステムで人気の「エコ・バナナ(ホムトン)」を生産するタイの生産者から、西日本豪雨で被害を受けたみなさんに対して支援金が寄せられました。先方の意向を受け、パルシステムが国内の取り引き先を代表して71,000バーツ=23万7,856円を受け取りました。支援金は、震災被害が発生した各自治体が指定する義援金窓口や、被災地で活動する支援団体への協力、被災したメーカー・産地等の取引先などへのお見舞金として活用します。
「西日本豪雨緊急支援募金」のご報告 1億3,897万998円が寄せられました 2018年9月12日
タイで行われた8月1日(水)の第15期タイ・パルシステム産直協議会総会の翌日、全国の生協関係者が集った「無農薬栽培ホムトンバナナ事業25周年記念式典」に当会理事長・石田敦史が参加し、現地で生産者のみなさんから、お悔やみや励ましの言葉をいただきました。支援金の贈呈式は8月の当会理事会において、バナナの取り扱い先である(株)パシフィック・トレード・ジャパン(PTJ)のペイソー社長を招き、行いました。
無農薬バナナを真ん中にひろがる支援の輪
9月27日(木)には日本語と英語で書かれた「感謝状」をペイソー社長に贈呈しました。ペイソー社長はSNSの普及も影響し、タイの生産者がリアルタイムで日本の災害を心配していることに触れ「1999年より続くタイの無農薬バナナの産地は7カ所にまで広がりました。タイでも幾度となく災害に見舞われ、その都度、組合員のみなさんから支援をいただいてきました。生産者のみなさんはその感謝を胸に『恩返しがしたい』と支援金を寄せてくれました。いただいた感謝状はタイ語に翻訳して、現地の生産者や事業所のメンバーと共有します」と話しました。