中国で開催された「朱鷺国際フォーラム」で「朱鷺賞」 トキ再発見の地でも高い評価を受けました
2018年6月8日
日本、中国、韓国、ロシア4カ国のトキ保全活動関係者が集まる「朱鷺国際フォーラム」が5月22日(火)から24日(木)の3日間、中国漢中市の洋県で開催されました。パルシステムは、商品を通じた保全活動が評価され「朱鷺賞」を受賞しました。
利用通じた保全活動に関心集まる
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フォーラムには4カ国から行政関係者など300人が集まりました。
「中日韓第1回朱鷺国際フォーラム」の開催地、洋県は、絶滅したとされていた35年前、トキが再発見された場所で、再発見された日にあわせて開幕しました。2018年は、日中平和友好条約締結40周年にあたり、日中協会、中国人民対外友好協会、韓中文化友好協会、陝西省政府などが共催しました。日本からは外務省、環境省、新潟県なども協力しています。
プログラムは、テーマ「朱鷺の縁:新時代 新機会」に基づき、トキの保護、友好都市交流、産業協力などについて各国から報告がありました。日本からは佐渡市、新潟県、環境省に続き、パルシステムも利用を通じた持続可能な保全活動を紹介し、参加者から高い関心を集めました。
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環境保全型農業で作られた「トキを育むお米」
その後、1981年にトキが再発見された地での記念碑除幕式や、トキ保護施設隣に設けられた「朱鷺国際友誼林」での記念植林、「朱鷺文化展」オープニングセレモニー、関係地域自治体の対話会など、多彩なイベントが行われました。新潟県佐渡市長及びトキ保護活動関係者も登壇し、事例を報告しました。最終日には共同宣言(別紙)が採択されました。
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トキ保護施設近くの「国際友誼林」で行われた植林式
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記念碑の除幕式で(右から)トキ再発見者の劉蔭増さん、洋県の県長と石田敦史パルシステム連合会理事長
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平山征夫元新潟県知事、三浦基裕佐渡市長、石田理事長