組合員が発電産地を訪問 パルシステムでんきが産地交流会を開催

2017年10月18日

パルシステムグループの電力事業を担う(株)パルシステム電力は2017年10月10日(火)、千葉県香取市の産直産地・佐原農産物供給センターにて、パルシステムでんきの利用者を招いた産地交流会を開催しました。組合員、役職員など27名の参加がありました。

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生協では初のソーラーシェアリング

佐原農産物供給センターでは2015年7月より、パルシステム千葉と連携し、ほ場の真ん中に設置したソーラーシェアリング「パルシステムのおひさまシェアリング」で、一般家庭の15軒程度をまかなえる発電を行なっています。作物を育てながら発電する(太陽光を農業と発電でシェアする)この仕組みは、生協として全国で初めての取り組みです。この日は収穫体験と昼食交流のほか、代表の香取政典さんから設置に至った経緯や今後について話がありました。

もっと多くの人にパルシステムでんきを

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「農地そのものを守りながら、エネルギーをつくるんです。原子力発電に疑問を持ちながら、東日本大震災を迎え、土壌汚染におびえる日々をすごしました。不安がなくなったいまも定期的に検査を続けています。農業は自然に恵まれて成り立つ仕事です。温暖化につながる仕事はしたくない、という思いが発電につながっています」と香取さん。

参加者からは「誰かがやらなければ次に続かないと、最初に手を挙げて取り組まれた姿勢に感銘を受けました」「東日本大震災のとき、それまでの“電力に困らない異常性”に気づきました。それがパルシステムでんきの利用のきっかけになっています。もっと発電産地が広がって欲しいし、パルシステムでんきを多くの人に利用してもらいたい」などの熱いコメントが寄せられています。この日はさつまいも(シルクスイート)の収穫体験も行ない「土の豊かさ、やわらかさに驚きました」との発言もありました。

パルシステムは今後も発電産地と連携し、交流を進めるとともに、FIT電気中心の電力をより多くの組合員に提供できるよう電力事業を推進していきます。

ソーラーシェアリングのほ場で収穫体験

ソーラーシェアリングのほ場で収穫体験

昼食は女性部「農め~くくらぶ」のみなさんが手づくり

昼食は女性部「農め~くくらぶ」のみなさんが手づくり

パルシステムのエネルギー政策

パルシステムは、省エネルギーの推進「減らす」、脱原子力発電「止める」、再生可能エネルギーへの転換「切り替える」に関する「エネルギー政策」を2012年1月に定めました。今後も取り組みを通じて原子力発電に頼らない再生可能エネルギーの拡大や資源循環型の社会システムづくりをめざしします。