「第1回ジャパンSDGsアワード」報告会に参加しました

2018年1月29日

政府が新設した「ジャパンSDGsアワード」で、パルシステムの『「ほんもの実感!」くらしづくりアクション』が、SDGs推進副本部長(官房長官)賞を受賞しました。1月20日(土)には受賞団体が一堂に会し、報告会が開催されました。

「ジャパンSDGsアワード」は、2015年に国連で採択されたSDGs(※)の達成に向けて,優れた取り組みを行う企業・団体等を表彰する制度で、2017年度は第1回目の開催となります。応募総数が280を超えるなか、パルシステムは「顕著な功績が認められる団体」として、SDGs推進副本部長(官房長官)賞を受賞しました。

※SDGs(持続可能な開発目標):2015年に国連サミットで採択された2030年までの国際目標。持続可能な世界を実現するための17のゴール、169のターゲットで構成され「地球上の誰一人として取り残さない」ことを誓っています。

報告会は1月20日(土)、東京・千代田区の富国生命ビル・セミナールームで開催されました。受賞12団体が報告し、メディア、企業各社、教育機関など250名ほどの参加がありました。当会を代表して髙橋宏通・広報本部長が登壇し『「ほんもの実感!」くらしづくりアクション』の取り組みについて、動画を交え報告しました。「事業の中心に人と人のつながり、倫理的(エシカル)消費をすえて、今後も組合員とともによりよい社会づくりをめざしていく」と表明しました。

アワード事務局の外務省・地球規模課題総括課長の甲木浩太郎さんは、パルシステムの商品について「地域、環境、生産者、女性と結びついており、SDGsが目標に掲げる貧困や環境といった17の課題解決をつなげ、統合的に取り組んでいる」と講評を述べました。

またSDGsに詳しい朝日新聞社の報道部記者・北郷美由紀さんからは「ボードメンバーの女性比率の高さなど、日本が世界に遅れをとっているジェンダー平等の実現に貢献している。今後は、若者をどう巻き込むかに注目したい」と期待が寄せられました。

国連広報センター所長の根本かおるさんが「SDGsはさまざまな利害関係者(マルチステークホルダー)で推進していくもの。誰も置き去りにしない社会を作るために、一人ひとりが自分のこととして持続可能性を考え、行動につなげてほしい」とまとめ、会場からの拍手で閉会となりました。

パルシステムの考える「エシカル」

パルシステムの理念とビジョン

国連広報センターblog(ジャパンSDGsアワード受賞団体そろい踏みの会は、会場も巻き込んですごい熱気でした! |2018年1月23日)