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ICANのノーベル平和賞受賞決定受け報告会 被爆者の体験談が世界を動かした

2017年10月12日

ノーベル平和賞に国際NGO「核兵器廃絶国際キャンペーン」(ICAN)の受賞が決まったことを受け、ICANの主要加盟団体でパルシステムとも連携の深いNGO団体、ピースボートが10月9日(月)、東京・新宿区で報告会を開催しました。

会場には報道各社をはじめ予定人数を大幅に超える参加者が集まりました

会場には報道各社をはじめ予定人数を大幅に超える参加者が集まりました

ICANで中心的役割果たすピースボート

ICANは、スイス・ジュネーブに本部を置く国際NGOで、核兵器使用の非人道性から廃絶を訴えています。2017年7月に国連で採択された核兵器禁止条約でも、各国政府との連携・調整しながら国際会議へのNGO参加を促すなど、大きな役割を果たしました。世界101カ国、468団体が加盟し、日本からもピースボートなど7団体が加盟しています。

ピースボートは、ICANの主要活動を決定する国際運営主体団体、10団体のひとつで、共同代表の川崎哲さんが国際運営委員として活動しています。「おりづるプロジェクト(ヒバクシャ地球一周 証言の航海)」を2008年から毎年実施し、これまでのべ約170名の被爆者が、世界59カ国84都市で証言活動を行ってきました。

決意新た「これからも役目が残っている」

報告会は「ピースボートセンターとうきょう」で開催され、被爆者20人を含む約100人が参加しました。川崎さんがICANとピースボートがこれまで取り組んできた活動について紹介したほか、被爆者のみなさんがこれまでの活動を振り返りながら受賞の喜びを分かち合いました。

海外出張から緊急帰国した川崎さんは「みんなの力による受賞だから、こちらが『おめでとう』と言いたいです。被爆者のみなさんが、世界中の人々へ自らの体験談を語ったことで、核兵器の非人道性が着実に世界へ伝わりました。『おりづるプロジェクト』の蓄積があってこその核兵器禁止条約採択であり、今回の受賞につながったと考えています」と話しました。

参加した被爆者のみなさんからも「初の海外渡航が証言活動でした。ある参加者から『本では読んで知っていたけれど、衝撃を受けました』とハグされたことが思い出されます」「被爆者は生きていることこそ大事。これからも役目が残っていると思っています」と語り、喜びとともに決意を新たにしたようすでした。

くらしを守り争いない世界を次世代へ

核兵器廃絶を訴える活動についてパルシステムグループでは、日本をはじめ各国政府へ核兵器廃絶を求める「被爆者が訴える核兵器廃絶に向けた国際署名」を呼びかけました。パルシステムへ寄せられた署名は182,208筆にのぼり、署名総数は5,154,866筆(2017年9月29日現在)となっています。

またそれぞれの地域で活動する会員生協では、学習会や交流会、カンパの募集などを実施し、平和とくらしを守り、争いのない世界を次世代に手渡すことを呼びかけています。

▽関連リンク

パルシステムの平和活動「話そう!平和のこと」

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※ICAN国際運営委員の川崎哲氏(ピースボート共同代表)講演会