梅の今を知って、産地にメッセージを送ろう<募集終了>
2025年5月13日
●2025年梅の作柄状況について
全国的に天候不順の影響で実つきが悪くなっていたところ、和歌山県では4月中旬に3回に渡るひょう害も発生し、収穫量の大幅な減少が見込まれています。
パルシステムでは初夏の手しごととして「梅しごと」を長年提案してきましたが、昨今の異常気象により、梅の作柄が安定せず、その文化を守り続けることがむずかしくなっています。昨年に続くひょう害で、来年以降の梅づくりに不安を覚える作り手もいらっしゃいます。
産地のことを知り、応援と感謝のメッセージを届けてみませんか。みなさまの温かい言葉が、生産者の励みとなります。

気候の変化と戦いながら有機栽培に挑む
生産者・宇田川さん
今年の状況
「受粉期に冷え込んでしまったため、不作が予測されていました。ようやく実ができ始めた頃、3回もひょうが降り、ほとんどの実に傷がついている状況です。昨今の気候の変動をひしひしと感じています」
ひょう害にあった梅の実
それでも作り続ける理由
「有機栽培は難しいからこそ、とてもやりがいを感じています。異常気象や虫は、有機にとって大変な問題ですが、生物同士がバランスよく作る生態系を維持し、人間は少し手を加える程度にできればと考えています。樹も自分たちも無理をせず、地域に貢献しながらやるのがポリシーです」
メッセージ
「今年は大変な状況ですが、組合員さんは見た目や価格だけでなく、有機の価値を理解して産直産地と向き合ってくれるので励みになります。今年は少量となりますが出荷しますので、ぜひ応援してください」

厳しい状況でも伝統の味を守るために
生産者・野瀬さん(左)、職員・和田さん(右)
今年の状況
「ひょう害に見舞われ、育っていた実が落ちたり、表面にクレーターのような傷ができたりと被害が出ています。防ぎようがないひょうが来年もまた降ったら……と思うと、もうきれいな実は作れないのかなと考えてしまいます」
人の手でできるかぎりの対策を探る
「昨年は猛暑で雑草すら枯れるほどの勢いでした。いつもなら草がゼロになるよう刈り取っていましたが、地面の保水という面から、深く刈りすぎないように干ばつ対策を始めています。少しでも樹が元気になるように、未来につながるように、今できる対策を常に探っています」
メッセージ
「気候変動の中でいろいろな顔をした梅が生まれてきます。その梅を青果として流通させるだけでなく、素材の味を生かした加工を行い、価値ある商品を作ることを心がけています。『産地の状況を知って食べていただく』ことが生産への参加に繋がるので、これからも応援お願いします」
\動画で産地をもっと知ろう/
※2022年5月公開の動画です。

人と人とのつながりを大切に
生産者・長谷川さん
今年の状況
「2023年から冬が暖かく、2024年はさらなる暖冬の影響で開花が早まりました。結果、受粉がうまくいかず例年の4割減の凶作に……。2025年は4月下旬時点で比較的気候が安定していますが、まだまだ油断はできません。新しい害虫も出てきて、気掛かりです」
梅づくりのやりがい
「梅しごとが好きで、梅づくりを応援してくれている組合員さんがいると、それに応えるためにも頑張ろう!と思います。若手の生産者をほかのパルシステムの産直産地にも積極的に研修に行かせていて、農業の将来について話す交流を重ねています。そうやって相談し合える同世代の生産者仲間が各地にいるのはうれしいことですね」
メッセージ
「西日本の産地の状況を聞き、同じ梅の作り手として苦しい思いです。私たちも昨年の不作を経験して、今年は梅の様子をリアルタイムで組合員さんに知ってもらいたいと毎月動画を撮っているので、ぜひ見てみてください。動画をきっかけに、環境の変化や気候変動のことを“自分ごと”として考える機会になればと思います」
\今年の梅の様子を動画で知ろう/
梅の栽培に励む産地・生産者に応援・感謝のメッセージを送りましょう。「いつもありがとう」、「応援しています」の声が産地のチカラになります。送ったメッセージは産地に届け、7月中旬ごろにお知らせページにてご紹介します。
投稿フォーム、Xから参加してください。投稿は何度でもOK。また、写真は過去のものも投稿できます。
①投稿フォーム
産地への応援や感謝のメッセージを下記のフォームよりお送りください。
募集は終了しました
②X
パルシステム公式Xで投稿した産地動画に「#パル梅産地応援」を付けて応援や感謝のメッセージをリプライ。もしくは、ハッシュタグをつけて投稿してください。
募集は終了しました
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