まとめ【パルシステムごはん部@部員募集中】からだリセット! 合言葉は「まごわやさしい」

2021年3月1日

>パルシステムごはん部

 

1月18日からの第3回活動テーマ、「からだリセット! 合言葉は『まごわやさしい』」。アイデアレシピの投稿、ありがとうございました! 「まごわやさしい」は、日本では古くからなじみのある食材ばかり。現代の食生活では不足しがちな栄養素もとることができるため、これからも大事にしていきたい合言葉です! とは言え、「毎日続けられる自信がない……。」そんな不安もありますよね。今回は、日ごろから食材の持ち味を生かした数々のおいしいレシピを考えておられるこの方に日々の食事作りについてアドバイスをいただいてきましたー!

 

●ふだんの食事作りでどのようなことを心がけていますか?

旬の食材を選ぶようにすると結果的に栄養バランスもとりやすいような気がします。いろんな食材を1食でとろうとするのでなく、1日3食、または2~3日でカバーしていくつもりで気楽に考えています

 

●ずばり、「まごわやさしい」の各食材を取り入れるアイデアを教えてください。

①汁物やカレーを具だくさんに
具だくさんな豚汁は、わが家では立派なおかず。ぜひ旬の野菜をたくさん入れて、四季を通じて食べてほしいですね。たっぷり作って豆乳スープや雑炊にリメイクすれば、翌日も楽しめます。カレーはどんな食材でも味がまとまりやすいから、家族が苦手な食材があればカレーに使ってみてはどうでしょう。

具だくさん豚汁
オクラと厚揚げのキーマカレー

 

②炊き込みごはんで冒険
炊き込みごはんを作ると、おかずと兼ねられそうなくらい食事に満足感が出ます。難しく考えず、旬の食材や手元にあるものを試しに入れて炊いてみましょう。私は味付けのベースにしょうゆや塩を使うことが多いけれど、炊き上がりを味見して物足りなかったら、少しだけ塩、みそ、梅干し、バターなどを足して混ぜてます。最後においしくなればいいんです(笑)

新じゃがとアスパラの豚肉炊き込みごはん

 

③まとめて料理し「常備菜化」
わかめやひじきは肉と炒めたり、だしとり昆布は煮物に使ったり。うまみが出て便利ですよ。きのこはすぐに使いきれないとき、簡単に調理してストックしておくと常備菜にもなり安心です。豆類は時間があるときにゆでて小分けに冷凍しておけば、汁物でもごはんでも凍ったまま使えます。

ひじきと切り干し大根の乾物おかず
塩きのこ&きのこのオイル煮

 

④魚も肉のように料理する
魚は、じつは時短食材。火の通りも早いしわかりやすい。「魚だから」と考えずに、肉と同じように扱ってみて。肉では定番の味付けを魚でやるだけで、苦手な人でも意外と食べられちゃいます。しょうが焼きにしたり、カレー粉やマヨネーズ、ケチャップなどを加えて洋風にしたり。片栗粉や小麦粉をまぶしておくと味がからみやすいですよ。

めかじきとピーマン、なすのみそ炒め
めかじきのみそ炒め(さつまいも、エリンギ)

 

⑤食材×切り方×調理法でイメージチェンジ
同じ食べ方にちょっと飽きちゃった、家族が苦手な食材を食べてくれない……というときは「今日はこうしてみよう」と、食材、切り方などを何かひとつを変えてみるだけで印象ががらり。たとえば、時間があれば野菜を細かくすると見た目も食感も違って、お子さんや苦手な人でも食べやすいです。

 

●最後に、日々の献立づくりが大変……と思う多くの方へのメッセージをお願いします!

食事は毎日ずっと続いていくことだから、無理はしなくて大丈夫。でもせっかくだからおいしくしたいし、食事の時間を楽しんでほしいと思います。そのためにまずは、健康でいることが一番大事! どんな食材も料理も、元気でないとおいしく感じられないし栄養もしっかり吸収できないと思うんです。自分に合うやりかたを見つけて、ぜひ楽しく台所に立ってくださいね。

なるほど、ごはんと汁物という「食事の二大柱」と、作りおきをうまく活用すればいいんですね! 何でも試してみよう、と少し気が楽になりました。
そして今回も、部員のみなさんからの活動日記をご紹介します~!

 

 


みなさん意外とチャレンジャー! 真似してみたいナイスアイデアも♪
手軽に栄養バランスをとるために、食材と共に、食事全体を「ごはんと3つのお皿」でイメージするのもおすすめです。レシピサイト「だいどこログ」でもたくさんの「まごわやさしい」おかずを紹介していますので、献立づくりに迷った時のヒントにしてみてくださいね!

 

今回のまとめ

やさしく続ける、「まごわやさしい」食生活