夏場における常温商品の安全性について
2026年5月18日

気温が上がってくると、お届け時に「常温商品が温かい状態になっていますが、品質に問題ないでしょうか?」などのお申し出をいただくことがあります。
お届けしている商品は「常温配達」「常温保存」で安全にお召し上がりが可能です。
今回はその理由をお伝えします。
1.レトルト食品・缶詰・飲み物
(1)高温高圧殺菌による長期保存

高温高圧殺菌する専用装置(レトルト殺菌機)
高温高圧による「レトルト殺菌」(120℃以上で4分間以上)を行い、高温に耐えうる微生物まで死滅させているため、常温での長期保管が可能です。
(2)飲料の工夫
豆乳などの紙パック製品は「無菌充填」、調味料や水などは「ホット充填」 を行うことで、微生物の混入や増殖を抑えています。
<ご注意ください>
商品に記載の賞味期間は、未開封状態で風味や安全性を保障する期間です。容器にへこみやふくらみがある場合は、召し上がらないようにお願いします。
2.パン類
(1)製品試験
供給量の多い食パンやクリームチーズパンなど、温度変化の影響を受けやすい原料を使用した製品を選定し、インキュベーターを使用して40℃で8時間の保存条件で品質検査(微生物検査)を実施し、安全性を確認しています 。検査結果や商品特徴をもとに、取り扱う商品を厳選し、徹底した安全管理をしています。

インキュベーター:一定の温度が保たれた環境を再現する装置
(2)夏場の商品ラインナップの制限
水分が多く高温下で傷みやすい「白パン」や溶けやすい「チョコ掛けパン」などは、品質劣化を防ぐため夏場の取り扱いを控えるといった対策を行っています 。
安全でおいしいパンをお届けするための取り組みです。ご理解ください。気温の落ち着く秋口に取り扱いを再開します。
3.お菓子類
(1)常温でもおいしさと鮮度を守るための取り組み
①脱酸素剤の封入
袋の中の酸素を減らし、カビなどの増殖を抑えています。
②アルコール製剤の活用
袋の中でエタノールを気化させ、カビなどの増殖を抑えています。
③高機能バリアパッケージの採用
酸素を通しにくい「酸素バリア性」の高い包材を使用することで常温下でも鮮度を守っています 。
(2)夏場の温度管理
チョコレートなど熱に弱い製品は、夏場のみ「冷蔵配達」に切り替えることで、おいしさを損なわずにお届けしています。
保管についてのお願い
夏場も常温でお届けしている商品は、「常温配達」「常温保存」で安全に召し上がっていただくことができますが、長時間高温で放置すると風味が落ちる可能性があります。
おいしさを保つために、直射日光を避けて涼しい場所で保管してください。また、賞味期限内でのお召し上がりをお願いします。
ご不在時のお届け場所について
配送日当日にご不在となる場合は、ご指定いただいた場所へ、通い箱に入れて置き配をいたします。
ご自宅の環境に応じて、直射日光を避けた置き場所にするなど、ご要望を承りますので、事前に配達担当、または加入生協までお問合せください。