重要産直米の状況とお届けについて

2024年9月2日

いつもパルシステムをご利用いただき、ありがとうございます。
今週お届けの9月1回企画では、複数の銘柄で米の欠品が発生してしまい、大変申し訳ありません。
現在、パルシステムでは、想定を大きく超えた産直米のご注文をいただいており、在庫がひっ迫している状況です。
そのため、やむなく値上げや欠品、カタログ掲載の一部銘柄の注文停止、数量限定・注文制限(1人1個まで)などの対応をさせていただいています。
ご迷惑をおかけしており、誠に申し訳ございません。

2023年産米が徐々にひっ迫

昨年の猛暑は、田んぼの水不足や高温による稲枯れを引き起こし、米の不作と品質の低下で米そのものの量が減少。農林水産省によると、6月時点の民間在庫は、前年比79%でした。
パルシステムでは、予約登録米や過去の受注状況などをもとに、産直産地と年間計画を立てて米を確保し、お届けをしています。そのため7月まではご注文にお応えできましたが、8月に入り台風や地震、量販店の品薄やその情報拡散の影響で、銘柄によってはご注文が通常の約5倍まで跳ね上がりました。こうした想定以上のご注文の結果、パルシステムでも米の在庫がひっ迫する事態となりました。ひとりでも多くの方のご注文にお答えできるよう、米卸など関係各所との調整をしてまいりましたが、結果的にいただいたご注文にお応えできず、ご迷惑をおかけしました。

ご理解とご協力をお願いします

このたび値上げや欠品、数量限定・注文制限をさせていただくことは、日本の田んぼと米作りを応援しているパルシステムとしては、大変心苦しいのですが、こうした状況をご理解ください。
10月2回企画(10月7日~11日お届け)には、新米が出そろいます。2024年産米は、梅雨にしっかりと降水があり、暑さ対策もできたため、昨年よりも順調に生育しています。産直産地と協力し、今後の状況を見ながら早めの出荷対応を進めていきます。
ご不便をおかけしてしまい誠に申し訳ありませんが、新米が出そろえば、状況の解消が見込まれます。過剰な家庭内在庫は、虫の発生やカビ、ニオイ移りの原因にもなりかねませんので、今しばらく新米をお待ちいただけますよう、ご理解とご協力をお願いいたします。

2024年産米は質・量ともに良好です

2023年度田植えや草取り、稲刈りなどの時季に組合員が産地を訪れたり、生産者が組合員の元を訪問して交流を行ったのは70回以上(一部オンライン含む)。また昨年の新米のシーズンには、組合員から約13,000通の産地応援メッセージが寄せられました。
長年のこうした交流のかいもあって、産直産地の生産者は「パルシステムに米を届けている」ことを意識 して米作りを続けています。台風などの天候次第ではありますが、8 月末現在、 2024 年産米は質・量ともに良好な見込みです。西日本や関東の産直産地から 徐々に 、新米の収穫が始まり、パルシステム のために作られた新米が出そろうのもまもなくです。
どうか 、今しばらくご不便をお掛けしますが、お待ちください。

新米が出そろうまでの注文とお届けについて

  • 予約登録米 通常通りお届けします。
  • 9月3回~10月1回企画
    ・ほぼすべての銘柄で、数量限定・1人1個までの注文制限をさせていただきます。
    ※9月2回企画では、カタログ掲載されていても欠品となる商品は、注文を停止させていただいています。