産直の未来をともにつくる 「2023年度第1回次世代リーダー研修」を開催

2023年8月31日

パルシステムの産直産地の生産者とパルシステム組合員でつくるパルシステム生産者・消費者協議会(以下生消協、186団体)は、2023年8月23日(水)・24日(木)の2日間、「2023年度第1回次世代リーダー研修」を開催しました。若手の農畜産物生産者とパルシステムグループ職員の相互理解を目的に、10年後の産直の在り方を考える場です。今後は12月までの3回企画で実施します。

若手生産者と職員が垣根を超え、学び、考える。

次世代リーダー研修は、産直産地の生産者、パルシステムグループ職員、組合員が技術や品質向上に向けて自主的に活動している生消協が主催し、2016年から開催しています。2023年度は、全国の産地から22産地35人、グループ職員約16人が参加します。年間3回のべ6日間の連続講座です。
パルシステムの産直と交流の歴史や理念を学び、10年後の産直のあり方をともに考える契機とすることが狙いで、過去の修了者が現在、生消協役員を担うなど成果がみえるようになってきました。

新たな道を築いていくために。

研修のテーマは「ローカルSDGsを学び、パルシステムと産地による取り組みの形を考える」ことです。歴代の研修修了者が事務局となり、研修の内容を考え、進行を務めました。第1回は、パルシステムの産直産地をけん引してきたパルシステム連合会産直事業本部 武藤浩史担当部長と、生消協のアドバイザーで「無茶々園」(むちゃちゃえん・愛媛県西予市)の大津清次代表の講演のほか、ワーカーズコープ東京バイオマス地域福祉事業所の黒田志保所長によるBDF(バイオディーゼル燃料)の活用報告と、内容も多岐にわたり、グループごとのディスカッションも盛り上がりました。

 

「農業は作り売るだけでなく様々な可能性がある。農業を通じて地域を循環させていけることを感じることができた」と参加者の髙橋圭太さん(大潟村産直会 オーリア21)。

 

今後の予定

日程 開催場所 内容
第2回 11月1日(水)

11月2日(木)

野菜くらぶ(群馬県) ・産地の歴史と取り組みを学ぶ
・産地と地域との取り組みを学ぶ
第3回 12月6日(水)

12月7日(木)

パルシステム連合会本部 ・グループワーク、プレゼン

 

パルシステム生産者・消費者協議会(生消協)は、
パルシステムの生産者と組合員がともに協議し、活動する場です。

パルシステム生産者・消費者協議会(サイト)

 

2022年度第2回のようす
産直の未来を共につくる~生消協次世代リーダー研修_2022~(ダイジェスト版)