2022年度「地域づくり基金」助成団体募集 持続可能な地域づくりと日本の農林水産業を応援します

2022年8月2日

大規模災害被災地域の復興支援や食と農をつなぐ活動、地域の環境保全などを目的とした事業を資金面で助成します。

KONTINU(インドネシア) エビ養殖地河川環境保全活動 ゴミ箱と回収車両を助成金により導入(2020年度助成対象)

パルシステムとの連携団体の地域における事業を助成

パルシステムでは、組合員の商品利用などにより生まれる剰余金を「地域づくり基金」として積み立て、各地で活躍する、パルシステムと関連のある生産者やメーカー、地域活動団体の事業を資金面で助成しています。

基金による助成活動は2000年にスタート。農林水産業の発展、資源循環型社会づくりに活動する団体を対象に支援し、2011年の東日本大震災以降は被害を受けた産直産地やメーカー、取引先も対象に加え、復興支援や放射能被害対策などにも役立てました。

現在の「地域づくり基金」は、大規模災害の被災地域の復興を支援する活動、食と農をつなぐ活動、地域の環境保全活動等に助成し、もって地域の復興・再生を支援し、日本の持続可能な地域社会づくりと、農林水産業の発展に寄与することを目的としています。

特定非営利活動法人 EPO(静岡県) 富士山のふもとの自然豊かな農場で、就労支援とホースセラピーによる療育支援等を行う

助成金により、誰もが利用しやすい環境づくりの一つとしてユニバーサルトイレ設置(2020年度助成事業)

助成申請の応募受付は8月1日より2カ月間

「地域づくり基金」運営委員会(委員長:青木 恭代・パルシステム茨城 栃木理事長)では、以下の分野を助成対象とし、パルシステムとの関連がある助成申請団体を募集します。

助成対象分野

(1)大規模災害の被災地域の復興を支援する事業

(2)食と農をつなぎ、農山漁村地域の活性化と日本の農林水産業の発展を支援する活動

(3)環境保全及び資源循環型社会づくりを支援する事業

(4)再生可能エネルギーの推進に向けた活動

(5)国内の農林水産業における原発事故を原因とした放射能汚染低減の取り組みを支援する活動

(6)フェアトレードの推進を支援する活動

(7)その他農福連携等、当基金の目的に照らし、運営委員会が適当と判断した事業活動

2021年度助成対象事業

助成申請受付期間は2022年8月1日~9月30日です。

「地域づくり基金」運営委員会による選考を行います。結果は2023年2月上旬、応募のあった全ての団体へ連絡し、助成金は3月中に給付する予定です。

2022年度「地域づくり基金」応募要項(PDF)

【関連動画】活動事例のご紹介

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