パルシステム給付型奨学金制度ニュースレターvol.4

2022年6月2日

2021年度もたくさんの応援ありがとうございました

この1年間で、3,600万円を超える募金をいただきました。毎月定額の募金をするサポーターへの登録も、年度当初の5,400人から2,000人以上増加。「いつでも募金」参加者も含めると、実に20,000人を超える組合員から募金がありました。2022年度はこれらを原資として、新たに12名の学生へ奨学金を給付することが決定しました。これだけ多くの若者の学びを支えることができるのも、皆さんのご理解とご支援あればこそです。改めてお礼申し上げるとともに、引き続き応援よろしくお願いいたします。

募金総額 3,620万345円
毎月サポーター数 7,558人(2022年3月末日時点)

募金はすべて、奨学生への「奨学金」、および伴走支援団体の「伴走支援活動費」に使われます。上記以外の目的に使われることはありません。

より広い学びへ 「社会体験プログラム」

当奨学金制度は、学生に年1回「社会体験活動」への参加を呼び掛けています。学校では学ぶことができない体験活動を通じて見聞が広まり、これからの学びや将来に向けての糧になればとの思いをもって、実施したものです。(※実施費用はパルシステムで予算化しており、募金からの拠出はありません)

今年度は【①「平和・核廃絶に向けたフォーラム」(オンライン視聴参加)/②困窮者支援活動(食料仕分け配付/③「丸木美術館 見学」平和学習】の3つを実施しました。

参加当日も、約500人が配付の列に並びました(東京都・新宿区 都庁前)

【学生Aさん】②困窮者支援活動に参加
私の知らなかった世界を知ることがきました。もちろん、支援を必要としている人々が存在しているということは重々承知していたつもりでしたが、自分の持っている知識以上に学ぶことがたくさんありました。私が衝撃を受けたのは支援を求めている人の多さで、たくさんの人がご飯を受け取るため行列を作っていました。全員に配ることができたため、安心したのですが、最近では若い世代もよく支援を受けにくるということに衝撃を受けました。コロナウイルスの影響で職を無くす人が多かったというのも一因としてあるのではないのかと思いました。この支援活動にはとてもやりがいがありました。自分が支援者の立場として人々の役立つことがきているということを実感。今回はこのような貴重な経験をさせていただきありがとうございました。