2021年度タオルを贈る運動に6万6,044枚 ご協力ありがとうございました
2022年4月18日
感謝の気持ちをタオルにのせて
パルシステム連合会は1985年から、酪農生産者へ「タオルを贈る運動」に取り組んでいます。酪農生産者は搾乳する際、牛の乳房の感染防止や、搾乳機械の掃除、牛舎内の清掃などに大量のタオルを使用します。一方、組合員の家には贈答品などで家庭に保管したままのタオルが少なくありません。家庭に眠るタオルという“未利用資源”を酪農の生産に生かそうと呼びかけるのが「タオルを贈る運動」です。
36回目となる今年は1月に募集を行いました。ご協力ありがとうございました。
実績
・タオル 6万6,044枚(前年比119.8%)
・メッセージ 3,849枚(前年比67.9%)
メッセージには、各牛乳への評価や生産者のみなさんへのねぎらいや応援だけでなく、コロナ禍における励まし、長期利用者による感謝の気持ちがよせられています。こんせん40周年記念特設ページでの掲載による影響もあり、多くの方に「タオルを贈る運動」を知って頂く機会となりました。オンラインカンパ方式で参加できるようになり、お申込み9,444口数は、例年の枚数を大きく上回りました。
タオル以外の資材として、この間ペーパータオルも検討していたが、ペーパータオルは使用しない酪農家もあり不平等になる恐れがあること、その一方、タオルは搾乳時や清掃時に使用するなど、全ての酪農家が使用するため、平等に配給できる資材として有効であることを確認しました。
ただし、タオルの使用枚数は各牧場での用途により使用枚数に差があるため、今後オンラインカンパ方式などを行なう際は、他にもゴム手袋なども含めて、産地の役に立てる資材の検証を進めます。
コロナの影響もあり、全産地への訪問はできませんでしたが、2月22日(火)に埼玉酪農(酪農家の牛乳)、3月8日(火)によつ葉乳業根釧工場(こんせん72牛乳)にて贈呈式を行いました。また、こんせん牛乳については40周年の感謝をこめて関係者へ感謝状も贈呈しました。
次年度も実施予定ですので、引き続き牛乳生産者を応援するこの運動への参加をお願いします。