年末年始に4千人以上へ食品を提供 寒く厳しい年越しの一助に

2022年1月7日

パルシステムグループは、収入や生活への不安が生じやすい年末年始に向け、生活に困窮するみなさんへ4,841食(1月7日現在)の食料品を提供しました。

多世代にわたり、くらしの困窮が広がっています

長引く新型コロナウイルス感染拡大の影響から仕事や住まいを失うことで、生活に困窮する人が急増しています。時給や日給で働く人にとって年末年始は特に収入が減少しやすく、なかには宿泊場所はおろか十分な食事も確保できない状況に直面する人も少なくありません。

料理研究家の枝元なほみさん(中央)の調理指導のもと、弁当として配付する鶏のから揚げをパルシステム職員が準備しました

パルシステムは、東京を中心とする各地で実施された支援活動に青果やパン、調味料などを提供し、来場者への物資配布や調理補助などを支えました。来場者は年齢の若い人や女性、外国人の姿も多く見られました。同時に実施した相談会では、住まいや収入の確保、健康状態に関する緊急性の高い相談が寄せられていました。

元日の新宿ごはんプラスではバナナのほか、リンゴやトマトを提供しました

会場周辺に長い行列ができる場面も(東京都千代田区)

パルシステムグループでは、2008年の「年越し派遣村」を契機に、生活困窮者への支援活動に取り組んでおり、予備として発生する青果やパンなどを継続的に提供しています。

パルシステムからの食品の提供先と数量は下記の通りです。

パルシステムからの食品の提供先と数量

 

つながる総合相談ネットワーク東京(相談会) 2021年12月24日(金)、27日(月)
提供品:パンと果物(30食)
特定非営利活動法人 TENOHASI(てのはし) 2021年12月25日(土)、29日(水)、31日(金)、2022年1月2日(日)
提供品:パンと青果(1,403食):12/25(437食)12/29(357食)12/31(285食)1/2(324食)
新宿ごはんプラス 2021年12月25日(土)、2022年1月1日(土)
提供品:青果(723食):12/25(336食)1/1(387食)
年越し大人食堂 2021年12月30日(木)、2022年1月3日(月)
提供品:肉や調味料(685食):12/30(278食)1/3(407食)
東京・山谷日雇労働組合「越年・越冬支援」 2021年12月28日(火)~2022年1月4日(火)
提供品:青果や肉(2,000食)

提供数合計:4,841食

※開催日にはパルシステムからの食品提供がないものも含みます。

年末年始の困窮者支援へ4千食以上を提供します 続くコロナ禍での助け合い