つながり続けて36回目 牛乳産地へ「タオルを贈る運動」

2021年12月20日

パルシステム連合会は2022年1月10日(月)から21日(金)の2週間、酪農生産者へのメッセージとともに家庭に眠る未使用タオルを募集します。毎年実施している「タオルを贈る運動」は、搾乳前に乳房をぬぐう作業などに使用され、酪農生産者の現場で役立てられます。

1985年から続く、産地とつながる運動

パルシステム連合会は1985年から、酪農生産者へ「タオルを贈る運動」に取り組んでいます。酪農生産者は搾乳する際、牛の乳房を清潔にしたり、牛舎や搾乳機械を清掃したり、など大量のタオルを使用します。

一方、組合員の家には贈答品などで家庭に保管したままのタオルが少なくありません。家庭に眠るタオルという“未利用資源”を牛乳の産直産地に送り、良質な生乳生産に生かそうと呼びかけるのが「タオルを贈る運動」です。

昨年度は5.5万枚のタオルが集まりました

組合員から寄せられたタオルとメッセージは、パルシステムの牛乳を生産する4つの産直産地(北海道「こんせん72牛乳」、埼玉県・茨城県「酪農家の牛乳」、埼玉県「酪農家の低脂肪牛乳」、岩手県「いわて奥中山高原の低温殺菌牛乳」)へ寄贈されます。

2020年度(2021年1月実施)には、5万5,110枚のタオルと5,664通のメッセージを贈り、これまでに寄贈したタオルの累計枚数は、約253万枚となりました。

36回目を迎えた今期は、2022年1月10日(月)から21日(金)にかけて配送の際にタオルとメッセージを回収します。贈る産地はお選びいただけます。ご協力をよろしくお願いします。

国内の牛乳づくりを持続可能に

一般的に販売されている牛乳の多くが120℃以上の超高温殺菌法(UHT製法)に対し、パルシステムの牛乳は生乳本来の風味を生かすため、72~75℃(HTST製法)または65℃(LTLT製法)と低い温度で時間をかけて殺菌するパスチャライズド製法を採用しています。

こうした牛乳を製造するには、細菌数の少ない生乳が必要です。国内のおいしい牛乳づくりを応援し続けるために、今年もぜひご参加ください。

「タオルを贈る運動」募集要領

提出期間:2022年1月10日(月)~21日(金)の2週間
提出方法:2021年12月20日(月)~24日(金)にカタログとともに配布されるメッセージ用紙と一緒に、タオルを通い箱に入れてください。

※パルシステムからのお願い

・タオルは未使用の新品のみ。色は白(牛の乳房をふいているときに出血などが分かるため)がベストですが、色柄物でもかまいません(作業用具の清掃などにも多くのタオルが必要です)
・使用済みのタオル、てぬぐい、ハンドタオルは入れないでください(未使用のものを一度洗濯した場合も不可です)
・大きさはフェイスタオルぐらいが適当ですが、バスタオル・ボディタオルでもかまいません
・のし紙や袋はそのままでかまいません

メッセージ用紙をダウンロード(PDF)

タオルに関するお願い(PDF)

▽関連リンク

パルシステムの商品づくり|こんせん72牛乳

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