産直産地JAきたみらいが農林水産祭天皇杯を受賞 安定的な生産と経営が評価
2021年12月16日
パルシステムの産直産地JAきたみらい(北海道北見市・訓子府町・置戸町)の生産者からなる「きたみらい玉葱(たまねぎ)振興会」が、農林水産省などが開催する第60回農林水産祭で最高賞となる天皇杯に選ばれました。
農林水産祭は、農林水産省などが主催し今回で第60回を迎えました。国民の認識拡大や農林水産業者の技術改善、経営発展の意欲向上などを目的にしています。最高賞の天皇杯は、過去1年間の表彰行事で農林水産大臣賞を受賞した345点の中から決定され、農産、畜産など7部門から各1団体(もしくは個人)に与えられる賞です。きたみらい玉葱振興会は、園芸部門での受賞となりました。
生産管理の徹底で、全国最大の玉ねぎ産地に
JA きたみらいは、平成 15 年に8つのJA が合併し誕生。その際、各農協に存在していた玉葱振興会が集結し「きたみらい玉葱振興会」が発足しました。生産管理を徹底し品質の高位平準化を図り、全国最大の玉ねぎ産地を形成、単位当たり収量・生産者の農業所得ともに全国平均に比べて高水準を確保していることなどが評価されました。
また、加工業務用出荷を強化し、生食の市場出回り量をコントロールすることで、需要に応じた出荷体制を構築し、安定的な市場の形成と経営を実現しています。
生産者から、組合員のみなさんへコメントが届いています。
JAきたみらい玉葱振興会 副会長 今野雅祐(いまの まさひろ)さん
これまでの何十年に及ぶ取り組みをまとめた結果が、天皇杯受賞という形で評価されたと思っています。みなさんに安定して供給するのが私たちの責任。今後も、しっかり安定供給ができるように努めていきます。今季は不作で申し訳なかったので、よい玉ねぎを、しっかり供給していきます。
JAきたみらいの玉ねぎを、みなさんにたくさん食べていただけたらうれしいです。玉ねぎを食べて、健康に過ごしてください。