JAささかみとの交流40周年で記念式典 挑戦の歴史を糧に持続可能な未来へ

2021年7月28日

困難乗り越えつくられた「ささかみモデル」

新潟県の産直産地JAささかみとパルシステムグループの交流が始まってから、2021年で40周年を迎えました。それを記念し「JAささかみ・生協交流40周年記念式典」が7月2日(金)、阿賀野市の五十嵐邸ガーデンで開催されました。これまでの歴史を振り返るとともに、将来へ向けた産直のあり方について語り合いました。

記念式典は、新型コロナウイルス感染拡大を防止するため、来場人数を限定し多くがオンラインでの参加となりました。JAささかみで中心的な役割を果たした石塚美津夫さんによる「40周年の振り返り」では、さまざまな参加者から語られるエピソードを交えながら、困難を乗り越えながら信頼関係をつくりあげるまでのようすが語られました。

オンラインで再会を喜びました

「これからの交流」と題したパネルディスカッションでは、若手生産者のみなさんやパルシステム関係者などが登壇しました。「ささかみモデル」とまで呼ばれるに至った産直の歴史を踏まえたうえで、お互いの印象を語り合い、将来への課題を探りました。生産者と消費者がさらにつながりを深めることの大切さをあらためて確認し、産直活動の発展を誓いあいました。

式典であいさつしたパルシステム連合会の大信政一理事長は「法規制で米の取引ができない時代から交流が始まったJAささかみとの苦難と挑戦によって、組合員と生産者がともにつくる産直のモデルが作られました。未来に向けて、新たな産地交流を作っていきたいと思います」と抱負を述べました。

パルシステムの産直