オリジナルハムソー工場で安全管理認証 フードチェーン全体で図る品質向上

2023年8月28日

食品安全マネジメント規格「JFS-B」を取得

パルシステムグループの畜産専門会社㈱パル・ミート(本社:千葉県習志野市、島田朝彰社長)はこのたび、オリジナル商品のハム、ソーセージを製造する山形事業所(山形県村山市)で食品安全マネジメント規格「JFS-B」認証を取得しました。これによりさらなる食品安全レベルの向上を目指します。

 

部門を超え品質管理体制を確認

「JFS-B」は、農林水産省の主導で設立された一般財団法人食品安全マネジメント協会(JFSM)による食品安全マネジメント規格です。食品事故につながる要因の分析や従業員の衛生管理訓練など、食品の安全性確保に向けた各種項目の設定が求められます。通常業務におけるマニュアル順守に加え、イレギュラー発生時の対応や復旧手順の構築により、利用者の食の安全を守ります。

認証取得に当たっては、部門・職位を超えたメンバーによる工場の衛生管理改善のため活動するHACCPチームが中心となり、規格認証のレベルクリアに向け各所の整備を進めました。

パル・ミートではこれまでも、食品の安全性確保に向けた製造体制を構築してきました。第三者機関の審査を経た認証の取得により、今後も製造工程の透明性を高めるとともに、よりレベルの高い品質管理に向けた人材育成を図ります。

パル・ミート山形事業所内の作業風景