「今後のプラスチック資源循環施策のあり方について(案)」で政府へ意見 環境負荷を低減し持続可能性の高い施策を

2020年12月22日

パルシステム連合会は2020年12月18日(金)、政府へ「今後のプラスチック資源循環施策のあり方について(案)」について、パブリックコメントを提出しました。持続可能な資源循環の実現へ向け、環境負荷を低減する施策の実現を要望します。

政府の中央環境審議会循環型社会部会プラスチック資源循環小委員会と産業構造審議会産業技術環境分科会廃棄物・リサイクル小委員会プラスチック資源循環戦略ワーキンググループは11月26日(木)、合同で「プラスチック資源循環戦略」に基づく「今後のプラスチック資源循環施策のあり方について(案)」をまとめました。

パルシステム連合会は、幅広い参画を推進する考えに賛同するとともに、持続可能な社会を構築できるよう、プラスチック使用による環境負荷を低減する施策を要望します。

パブリックコメント要旨はそれぞれ次の通りです。

1.再生可能資源への切り替えを「より持続可能性が高まることを前提に適切に」行うための基準を示してください
2.プラスチック製品の設計決定者に求められる「環境配慮設計の基本的な事項を整理した指針」において、「長期使用の促進」を強化する旨記述してください
3.熱回収はライフサイクル全体の環境負荷を考慮しやむを得ない場合の最終手段と位置付け、回避するための施策を早急に進めてください
4.事業者のインセンティブを強化してください
5.消費者の行動指針を示してください
6.プラスチック資源循環戦略におけるマイルストーン実現のためのプロセスを明確化してください

提出した意見全文は、別紙の通りです。

「今後のプラスチック資源循環施策のあり方について(案)」に対する意見書(PDF)