豪雨被害の支援活動へ物資を贈呈しました 元の生活戻るまで できることから

2020年7月16日

このたびの豪雨で被害にあわれたみなさまへ心からお見舞い申し上げます。

パルシステムグループは7月16日(木)、豪雨被害の深刻な熊本県で活動する支援団体へ高圧洗浄機などの清掃機器や簡易トイレなどを贈呈しました。

くまもと友救の会の松岡さん(中央左)、当会松野副理事長(中央右)、よか隊ネット熊本の土黒さん(右から2人目)

人吉市では洗浄機器一式や作業着

復旧、復興へ向けパルシステムグループは、緊急の支援として熊本地震被害からの復興活動でも連携した一般社団法人よか隊ネット熊本を通じ、洗浄機器一式と簡易トイレ、トイレクリーナーなどを贈呈しました。

清掃用機器は、高圧洗浄機2機のほか、発電機、貯水用タンク、排水ホースなどで、人吉市で活動する「くまもと友救(ゆうきゅう)の会」へ贈呈しました。

物資を受け取った松岡亮太さんは「全壊や半壊によって解体せざるを得ない家屋からは、多くの金属ごみが発生します。そのまま処理場へ送ることもできますが、スクラップとして販売することで少しでも経済的に還元することができます」と話しました。

同会へは清掃用機器のほか、泥や廃棄物をまとめる大容量の袋(フレコンバッグ)や、トラック固定用ロープ、送風機付き作業着なども提供しました。

復旧活動のようす

宇土市には簡易トイレとクリーナー

簡易トイレとトイレクリーナーは、よか隊ネット熊本が宇土市に設置した物資拠点へ提供しました。パルシステムの災害用備蓄品を活用しています。今後、市内のボランティアによって仕分けられ、被災で必要となったみなさんに提供する予定です。

受け取った土黒(ひじくろ)功司代表は「新型コロナでボランティアは、住民のトイレ使用を控えており、簡易トイレは必需品になっています。クリーナーは避難所などで活用する予定です」と語りました。

それぞれの団体へ贈呈品を手渡したパルシステム連合会の松野玲子副理事長(パルシステム東京理事長)は「地域のみなさんが協力しあい、草の根、網の目の支援に取り組んでいることが分かりました。贈呈した物資が、活動の助けになってくれればうれしいです」と述べました。

パルシステムグループでは今後、組合員のみなさんへ募金を呼びかけ、支援活動団体や被害にあった産直産地・メーカーへの支援金、被災者が直接受け取れる義援金などに活用する予定です。

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