千葉県の被災産地を訪問 義援金を贈呈しました(青果・水産・畜産)
2019年12月26日
12月4日(水)、当会専務・渋澤温之と(株)ジーピーエスの工藤友明取締役が、千葉県周辺の被災産地を訪問し、義援金を贈呈しました。
八街産直会
「八街産直会」では、停電が1週間、長いところだと3週間続きました。15号と19号の暴風被害に、台風21号をきっかけとした大雨が、さらに深刻なダメージを加えたといいます。「やっとまき直した種が、流されたところもあります。私の50年のキャリアの中でも、この規模の災害は初めての経験でした」(斉藤照夫代表)。
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左から当会渋澤、斉藤代表と斉藤僚次専務
三里塚農法の会
「三里塚農法の会」では、ハウスが全滅し、災害直後は事務機器が使えず出荷が難しくなりました。これから先もコア・フード商品の栽培に困難が予想されるなど、未だ見えない問題も山積しています。
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左から(株)ジーピーエス・工藤取締役、代表の柳川秀夫さん
ちば風土の会
暴風でハウスが倒壊、ソーラーパネルが吹き飛び、休憩所のコンテナが横転するなど大きな被害を受けた「ちば風土の会」。ソーラー発電の電気は、「災害時には地域のみなさんに解放できるよう、配線していたのに…」と、寺内さんは悔しさをにじませます。いまだ修繕が終わらぬ畑に立ってなお、地域を案ずる姿が印象的でした。
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代表の寺内金一さん(中央左)と、事務局の山下司郎さん(中央右)
ゆう屋
煮魚を製造する「(株)ゆう屋」。災害時の停電により、原料と調味量が廃棄処分となってしまいました。工場長の大久保徹也さんと、顧問の榎本頼繁さんは「本当にありがたいこと。これからも力を合わせてがんばります」と、話していました。
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(株)ゆう屋のみなさんとともに
佐原農産物供給センター
台風により自宅も被害を受けた「佐原農産物供給センター」代表理事の香取政典さんは、「畑に水がたまり、植え付けたばかりのキャベツもひっかき回された」と畑の話のあとで、復旧作業に来た電気事業者や、自衛隊を産地施設で受け入れ、ねぎらったエピソードを話してくれました。
首都圏とんトン協議会
12月3日(火)には、千葉県の4生産者からなる「首都圏とんトン協議会」の北見則弘会長など生産者が当会に来訪し、贈呈式を行いました。「厳しい環境ですが、みなさんの思いを糧に、よいものを生産していければ」(北見さん)と話しました。
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生産者の北見さん(中央左)、川嶋徳秀さん(中央右)、(株)パル・ミート江川淳常務取締役(右)
パルシステムグループでは、今後も物的、人的な支援を通じ、被災した地域の復旧支援に取り組んでいきます。