断水地域へ水など支援 福島県いわき市で
2019年10月23日
パルシステム福島は10月21日(月)から、いわき市で台風19号の影響による浸水と断水の被害を受けた組合員や地域活動団体に対し、飲料水やマスクなどの物資支援を実施しています。
学校が1週間以上休校に
福島県いわき市では、台風19号により複数の河川が氾濫し、多くの家屋が床上浸水の被害を受けています。さらに一部の浄水場が稼働停止となったことで、浸水被害にあわなかった地域も断水となり、学校の休校が1週間以上におよぶなどの影響が出ています。
パルシステム福島では21日(月)から、配達時に在宅している組合員へ「富士の天然水」6本(12リットル)やマスク、ウエットティッシュを提供しています。また、被災者支援を実施している団体などにも物資支援を行い、地域で被災したみなさんが1日でも早くふだんのくらしを取り戻せるよう、応援しています。
「先が見通せない」不安の声
物資を受け取った組合員からは「農業を営んでいますが、少なくとも年内は再開が難しそうです。水田は稲刈りが半分程度しかできず、泥の流入で来年の作付けも厳しいです」「軒下近くまで浸水し、1階の家財はほとんど廃棄しました。先が見通せない状況です」など、不安の声が相次ぎました。
パルシステムグループでは、今後も物的、人的な支援を通じ、被災した地域の復旧支援に取り組んでいきます。