「さようなら原発全国集会」が開催 原発に頼らない社会を

2019年10月1日

集会には8千人が参加

「さようなら原発全国集会」は9月16日(月・祝)、東京都渋谷区の代々木公園で開催され、約8千人(主催者発表)が集いました。呼びかけ人である落合恵子さんなどが登壇し、政府や社会に対して原発に頼らないエネルギー政策の実現を訴えました。

2001年から始まった核廃絶を訴える「高校生一万人署名」に取り組む高校生らも登壇し、国連への提出署名数が今夏、計200万筆を超えたことが報告されました。また福島原発事故刑事告訴支援団の池脇美和さんは、原発事故による避難指示での、11時間にもおよぶ避難途中に亡くなられた方もいたことを述べ、東京電力旧経営陣の刑事責任を強く訴えました。避難の協同センターの熊本美彌子さんは、国家公務員宿舎に避難した方々が、福島県から退去命令と2倍の損害請求をされている不当性について訴えました。

集会の後、参加者は渋谷と原宿方面に分かれてパレードし、原発再稼働への動きや原発事故被災者を切り捨てるような政策に対して、道行く市民に断固反対を訴えました。

パルシステム連合会では原発に頼らない社会の実現のために、エネルギー政策を策定し、協同の力で生活者がエネルギーを選択できる社会をめざしています。

パルシステムのエネルギー政策